学校で猫を飼うには ~2年生国語のプレゼンテーション~

「アニマルセラピーという、動物が人間の心をいやす療法があります。そこで、教室で猫を飼うことを提案します。」

 12月9日(金)13時40分、2年5組の教室では、説得力のある説明についての国語の授業が行われていた。7,8人のグループが作られ、グループごとに異なるテーマで、プレゼンテーションをした。

 第1グループ6名は、「学校で猫を飼う方法」をテーマに発表した。アニマルセラピーの効能を根拠に、初期費用、維持費などを調べ、学級の生徒一人当たりの金額を算出して、猫を飼うことの有効性を訴えた。

「教室で猫を飼うという、一見突拍子もない考えを、聞き手にどのように説得していったらよいかを考えていた。」

と授業者の国語の教員。

 参加した教員は、

「説得力をもたせるために、さまざまな工夫がされていた。特にお金の話題は必須。初期投資だけでなく、維持費のことも考えた説明は見事だった。」

と感心していた。

 

 他に、「ジャージ・制服の自由化、ツーブロの自由化」「他のクラスの人でもはいれる特別な教室を作る」「月に1回のレクをやろう」をテーマに発表が行われた。

 5組の生徒は、学級の生徒へのアンケートをモニターに提示したり、写真を提示して、聞き手の思い描くイメージを同じにしたりするなどの工夫をしていた。