ソフト麺(めん)登場 献立

1月24日(火)

・ソフト麺(めん)✖ カレー南蛮汁(なんばんじる)

・牛乳

・わかさぎフリッター

・イカとキャベツのごま酢和え

 

 1965(昭和40)年の給食、ソフト麺カレーあんかけです。

 コッペパンが主流だった昭和30年代。当時のパンはあまり人気がなかったようで、そんなときに登場したのが「ソフト麺」。学校給食用のパンと同じ強力粉を使って作るため、給食のバリエーションを増やすことができるというメリットがありました。茨城県では1968(昭和43)年から、ソフト麺が給食に出たようです。

 しかし、「ソフト麺」が給食で出される地域は減っており、1965(昭和40)年に、最初にソフト麺を学校給食に採用した東京都も、2015(平成27)年、メニューから外しています。

 その原因の1つが業者の減少。ソフト麺は、作る手間がかかります。強力粉と食塩水をこねて麺を作り、それを蒸して表面を糊化させてから茹でた後、完成した麺を個別に包装し、加熱殺菌処理を行います。それを温かいまま子どもたちのもとに届ける必要があるからです。

 今日のソフト麺は、茨城県で生産された「きぬの波」を100%使って作られたものです。もちもちろした食感、かたさと粘りのバランスに優れ、なめらかなのど越しと言われています。

「cookpad」ホームページ「茨城県学校給食会」ホームページつくばみらい市給食センター「給食メッセージ」をもとに作成)