「重いです。」
「お金は意外と重いんですね。」
「持って帰りたいです。」
1億円と同じ重さのダミーの紙幣の入ったジュラルミンケースを持った3年生。
「持って行くとなると、自転車のかごには入らないから大変だね。(笑)」
と、土浦税務署の財務事務官の方。
1月27日(金)6校時。3年生の「租税教室」が開かれた。
「1億円を拾って持ち主が現れず、拾った人の物になりました。所得税はかかるでしょうか?」
財務事務官の方からのクイズに悩む3年生。
「正解は、所得税がかかります。1760万円の所得税を納める必要があるため、みなさんの手元に残るのは8200万円程度です。」
一方、宝くじで賞金をゲットしても、所得税はかからないそう。
「宝くじの代金の一部が公共事業に充てられるため、賞金に所得税をかけると、二重取りとなってしまうからです。」
と財務事務官の方。