[伊奈中探訪]地震の研究と被害軽減のために ~本校に設置された地震計~

 体育館横のトイレの北側には、MeSO-net(メソネット)の地震計があります。

 MeSO-netは、平成19年度に開始した文部科学省の「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」等の一環として運用されているものです。

 観測点は、東京都、茨城県、神奈川県、千葉県、山梨県、埼玉県の約300か所に設置されており、そのうちの1つが、本校に設置されたものです。ノイズを避けるため、地下20mの井戸に設置されています。
 
 本校から送られたデータは、リアルタイムで防災科研に送られ、首都圏地域で発生する地震の研究と、その被害軽減のために活用されています。

 なお、防災科研のホームページからは、直近の1時間のデータを見ることができます。

 伊奈中の観測点名は「E.INAM」です。

防災科研「首都圏地震観測網」を参考に作成)