「次の角を右です。」
4月20日(木)15時過ぎ、全学年の教員による全学年の教員による地域確認が行われました。
1年生の教員を乗せた車では、PTA地区委員が作成した通学路の危険箇所マップをもとに作られた地図を持った教員がナビをしています。
危険箇所では、実際にその場に立ち、確認しました。
生徒指導主事の教員は、
「来週の火曜日には、小張、陽光台地区の確認を行います。PTAの委員さんとともに、立哨指導をする際の参考にしたいです。」
と話していました。
「教師Dさんが担任するクラスで、学校の文化祭の準備のため、人気キャラクターを看板に描くことになった。この事例は、著作権の侵害になりますか。」
2月21日(月)16時20分。職員室では、コンプライアンス研修が行われました。
「この場合、文化祭の準備は、授業の過程であるため、著作権の侵害にはなりません。」
と講師役の教員が説明。
「授業は、著作権の特例が認められており、複製することが可能であっても、それを授業以外で用いると著作権を侵害することがある。無断使用により、賠償金の支払いを命じられた例もあることから、授業以外での資料作成には、著作権を意識するように。」
と長塚校長。
(文化庁「令和3年度著作権セミナー 学校教育と著作権
-授業目的公衆送信補償金制度を中心に-」を参考に作成)
「この生徒は心配ですね。食事が取れているか、確認してください」
「分かりました。確認します。」
スクールカウンセラーと、学年職員がやりとりをしています。
1月11日(水)10時35分、会議室では、「校内教育相談部会」が始まりました。
本校では、学校に来ることができない生徒の状況を共有し、対策を考えるため、「校内教育相談部会」を毎週水曜日に開いています。各学年の担当教員、養護教諭と生徒指導主事、教務主任、管理職が参加し、不登校支援加配教員が会議を進めます。
「秋祭りに関わっていただいたり、ゲストティーチャーをお願いしたりして、保護者同士がかかわれる場をつくるのは。」
つくばみらい市内の小中学校の教員が、学校に来ることができない子どもたちを新たに生み出さない、魅力ある学校づくりについて、話し合っている。
12月16日(金)15時過ぎ、第一理科室では、つくばみらい市教育研究会の生徒指導研究部員の研修会が開かれていた。
研修では、小規模校であるみらい小学校、さくら小学校、なのはな小学校、みらい中学校、大規模校である林蔵小学校と林蔵中学校という架空の学校が設定され、参加した教員が勤務校での実践を踏まえて意見を交わした。
研修を企画した生徒指導研究部の部長は、
「コロナ禍でオンライン研修が増えてきたが、市内の小中学校で生徒指導を担当する教員らが顔を合わせ、各校での取組を踏まえて、増加している不登校児童生徒への対策や、校則の見直し等について、協働的に学ぶ場を設定したかった。」
と話す。
「つくばみらい市においても、登校することのできていない子どもたちが増えている。学校に来ることのみを目的とするのではなく、誰一人取り残されることなく、学校内外の機関で相談や指導等が受けられるよう、各校でチームで対応していただきたい。」
と参加した教員らを鼓舞した。
研修を終えた教員は、
「市内の他校の実践を知る貴重な経験となった。」
「後半の4つの中学校区ごとに校則の見直しについての話合いは盛り上がり、時間が足りなかった。中学校区の小中学校の生徒指導担当の集まりが今後もあるとよいと感じた。」
と話し、会場を後にした。
「3人グループになって、資料から読み取ったことを、同じグループの2人に説明してください。」
11月28日(月)16時20分。職員室では、教職員研修センターで「ベテラン教員研修」を受講した教員が講師となり、「ジグソー学習」の研修が行われた。
「ジグソー学習」は、アメリカの社会心理学者エリオット・アロンソンが提唱した、学習者同士の協力や教え合いを促進し、それを通して学びを得るという共同学習を活用した学習方法。
小中一貫教育の一環として、1日研修に参加した学区内の小学校の先生も、研修に参加した。
「中学校の授業を1日参観できたことに加え、研修にも参加でき、有意義な一日でした。」
と話していた。
「生徒が自分の本気持ちや意見を言い合える学級づくりをすることが、学力向上につながる例が紹介され、今日の研修でそれを実際に体験した。明日からの授業に、取り入れてほしい。」
と長塚校長。
「動物が敵に襲われたときに、考えるよりも生き延びるために筋肉を働かせることを『闘争/逃走反応』と言います。人間も基本的には同じですが、対人関係のストレスにもこの反応が起き、心身の不調が慢性化したり、悪化したりします。」
8月3日(水)午前9時30分、第2理科室で、本校のスクールカウンセラーが講師となり、研修を行いました。
教員からは、
「学級が生徒にとって『安心安全』な場になるために、わたしたち教員ができることは何か。」
という質問に対し、スクールカウンセラーは、
「リラックスする時間を取ることです。深呼吸だけでもよいのですが、コロナ禍では難しい。全身に力を入れて、力を抜くことを繰り返したり、何かの音に耳を澄ましたりということでも、リラックスすることができます。」
と答えました。
「人間にとっての安心安全は、慣れ親しんだ人が周囲にいて、ゆったりとした笑顔で活動している状態、という話が心に残りました。家庭の中で、学校でどのように振る舞えばよいのか考えさせられました。」
「『勉強しないと高校に行けないよ』ではなく『勉強して、高校へ合格しよう』と肯定文で働きかけるという話。これまでの生徒との関わりを振り返りました。」
と研修を終えた教員。
長塚校長は、
「いそがしい日々を送っていると、生徒どうしのトラブルが起きた時に、限られた時間の中で解決しようとするあまり、生徒の感情に寄り添うことが抜けてしまいがち。今日の研修内容を意識して、今後の生徒との関わりに生かしてほしい。」
とまとめました。
なお、この研修は、学区内の4つの小学区にもオンラインで配信され、小学校の教職員も共に学びを進めました。