未来は今,何をするかにかかっている~生徒会選挙に寄せて~

 小絹中学校の歴史の中で,初めてリモートによる生徒会選挙の立ち会い演説会が行われました。今まで準備をしてきた選挙管理委員の皆さんに感謝します。

生徒会選挙にあたって,フランスの哲学者アンリ・ベルグソンの残した言葉を紹介します。

「今日あるのは過去の蓄積,未来は今,何をするかにかかっている」

という言葉です。小絹中学校は大変落ち着いた中学校と評価されています。この評価は皆さんとともに喜ぶべきことです。現在,私たちの学校のこのような姿は,先輩たちの努力の蓄積の結果であると私は確信しています。

そして,これから3年先,5年先の小絹中学校の姿は,生徒の皆さん一人一人が生徒会の一員として自覚し,生徒会を支えること,そして生徒会で提案された方針を真剣に考え,様々な意見交換をし,決定した方向に沿って,一人一人がどのように行動するかにかかっています。

 何年か後,皆さんが中学校生活を振り返ったとき,「あのとき,みんなで力を合わせたんだ」,そんな思い出がよみがえってくれば,すばらしいことです。

今回の選挙で選ばれる役員を中心にして,小絹中学校が一つにまとまり,素晴らしい生徒会になっていくことを心から期待しています。

 

令和2年12月4日

校長  出谷 浩一