今週に入ってから、3年生の廊下に置かれた何やら不思議な画材。
ずっと気になっていましたが・・・
これは、昔の人が使っていた「胡粉(こふん)絵の具」の材料です。
〇胡粉・・・白い粉の絵の具
〇膠(にかわ)・・・ゼラチン質ののり
本日の美術の授業は、胡粉絵の具作りです。
胡粉と膠を混ぜ合わせ、こねていき、団子状にしていきます。
子ども達は、おそるおそるこね始めました。
「耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねてね。」
「つやが出るまで、パレットに百回たたきつけるんだよ。」
先生の指示に従って、みんな団子作りに励んでいます。
全員楽しみながら、胡粉団子作りは進んでいきます。
そして、こんなにつやつやした、胡粉団子ができあがりました。
次回の授業では、胡粉団子を水に溶かし、張り子人形の下地として塗っていきます。
子ども達は、何でも購入できる現代とは違い、昔の人は手間をかけて画材を作っていたことを本日の授業から学んだようです。