4校時目に、3年生社会のNIE公開授業が行われました。
「脱炭素社会」は実現可能だろうか。 という学習課題のもと、授業は展開されました。
担当教諭は、生徒が課題に興味がもち、きちんと課題把握できるようにと、新聞記事を活用して課題提示を行っていました。
生徒達は、これまで二酸化炭素排出量削減に向けた取組や課題を、様々な新聞記事を使って調べてきました。
本日は、それをもとに、グループで話し合いを行いました。
自分の意見を述べるには、根拠が必要です。
どの生徒も、自分が調べた新聞記事の内容を根拠として活用し、意見を述べ合っていました。
中には、担当教諭からアドバイスを受けたり、さらに新聞記事を検索したりしながら話し合う生徒の姿も見られました。
ほとんどの生徒が、脱酸素社会の実現は「不可能」という意見でした。
しかし、脱酸素社会の実現に向けて、自分達にできることとして次のような意見が出されました。
〇リサイクルへの意識を高めていく
〇少しずつでも自分達の生活スタイルを変えていく
〇自然を保護する
中学生なりに、身近な問題を自分事として真剣に考えているのだと、たいへん感心させられた授業でした。