夏休み前の最後の登校です!

今日は夏休み前の最後の登校でした。暑さも厳しくなり,外で遊ぶことができませんが,最後まで一生懸命授業に取り組みました。シャボン玉を作って友達と仲良く授業に参加している2年生はとても楽しそうでした。また,お昼休みは,校長先生と生徒指導主事の先生からこれまでの生活の振り返りと夏休みに向けての心構えを放送でお話ししてくださいました。子どもたちは真剣にお話を聞くことができました。明日からはいよいよ楽しい夏休みです。期間は短いですが,充実した毎日を過ごしてください。

 

<校長先生のお話>

みなさんこんにちは。
いよいよ明日から夏休みです。でも今年は今までと全く状況が違います。こんな時だからこそ、「感謝の気持ちを持って1日1日を大切に」というお話をします。最初に皆さんにクイズを出します。「反対語」です。心の中で答えてくださいね。

大きいの反対は?  はいそうです。 小さいですね。             長いの反対は?           短いですね。
では ありがとうの 反対は?

答えを言う前に、先生方、「ありがとう」を漢字で黒板に書いてください。有は「有ること・起こること」という意味です。難は「難し」と読みます。難しいとも読みます。ですので、有難うは 「有難し」という意味で「有ること・起こることが難しい、まれである」「めったにない事に巡り会う」ということです。つまり「奇跡」ということです。「有難う」は「奇跡」と考えると反対の言葉は『当然・当たり前』ということになります。345月と3ヶ月学校が休みになったときは、最初は休みがたくさんあっていいなーと思っていた人も、早く学校が始まって欲しい・友達と会いたい・遊びたいという気持ちが高まる毎日だったのではないでしょうか。そして、学校でみんなと一緒に勉強したり遊んだりすることは、なんと貴重なことなんだろうとみなさんも思ったことと思います。当たり前のように毎日学校に来ていたことが実は当たり前ではなかったことを、今回強く感じたのではないでしょうか。皆さんが毎日学校に来て勉強したり友達と遊んだりできることは,決して当たり前のことではなく『奇跡』なのです。奇跡が毎日起こっているのです。普通に思える生活一つ一つを『有難し』と考え、「ありがとう」という感謝の気持ちをもって学校生活を送ってほしいと思います。ありがとうと言う言葉がクラス中・学校中に溢れ、友達と仲良くすばらしいクラス・学校にしていきましょう。そして、2週間しかない夏休みを計画を立てて、そして家族や周りの人たちに感謝の気持ちをもって、しっかり過ごしていきましょう。8月24日には、体も心もたくましく成長しているみなさんに会えることを、先生達みんな楽しみにしています。