今朝はTさんが畑の様子を見に来ました。
「でもできてるよ」とTさん。収穫できるものが少しずつ増えてきました。
さつきみどりです。ほかに、ナスやトマトもいくつか実がついていましたが、
収穫できるまでにはあと少しです 。
なのはなも学校と同じように夏休みに入りました。
夏休みは、まとまった時間がとれるので、興味のあることを追及したり、普段は行けないところに行ったり、いつもはできない体験をしたり、これまでの学習内容を復習したり、と自分でプログラムを立てて活動できるところが魅力的ですね。
先日のなのはなタイム、Wさんが「ペーパークラフトしない?」と発案しました。
となれば、さっそくインターネットで検索です。
作るものを決めるにも、無料でプリントアウトできるペーパークラフトのサイトは世界中にあり、選択肢が多いので目移りします。
「これいいな」「でもすごく難しそう」「これ作りたい」「うーん、これかなあ・・・」
口々につぶやきながら、いろいろなページを閲覧し、作りたいものを決めました。
なのはなでは以前にもペーパークラフトは作っていたのですが、当初はさみでうまく切れなかったようなところも、カッターを使って工夫するなどして、ずいぶん綺麗に切れるようになりました。切る作業に加え、折る、糊付けする、組み立てる、など、手先を使うことで脳トレにもなりますね。そして出来上がったものがこれです。
こちらはWさんとTさんの合作のセミですが、本格的な標本箱にラベルまでついています。
教室の外でもセミの抜け殻を見かけるこの頃ですので、タイムリーな選択ですね。
作り方は比較的簡単でしたが、とてもよくできていますね。
ご覧ください。写真ではそれほどではないかもしれませんが、実物はとてもリアルなんですよ。
そしてラベルには、
アブラゼミ・オス、学名 Graptopsaltria nigrofuscata とあります。
お勉強になりますね。
ちなみにこれはラテン語ですから、読み方は、この場合、ほぼローマ字読みです。
音をカタカナ読みにすると、グラプトプサルトゥリア 二グロフスカタとなります。
気になったので調べてみると、学名は、二名法といいまして、前に属名、後ろに種名、その後ろに命名者、発表年が表記されます。
ですから、この場合は
Graptopsaltria nigrofuscata(Motschulsky,1866)
だそうです。
命名者についてはロシア語なので、モチュルスキと読みます。
ですので、これを読めば、この生物は、グラプトプサルトゥリア属の二グロフスカタ種で、モチュルスキさんにより1866年に発表された、とわかりますね。
英語ではLarge brown cicada です。
こちらは翅をひろげたところです。
そしてこちらはTさんと支援員Aの合作、水槽です。
細かいパーツを丁寧に切って作りました。
Tさんがお家から青い糸を持ってきてくれて、吊るしてくれました。
夏のインテリアにぴったりですね。
他にも制作中のペーパークラフトがありますが、それは次の学期に持越しです。
完成させるのが楽しみです。
先日畑を見に行った時、道路に出てみたら、道路脇にペットボトルや缶などのごみがたくさん落ちていました。畑を作っている土地にもポリ袋等のごみがありました。そこで、なのはなタイムを使って、ごみ拾いをしようということになりました。地域の環境整備ボランティアです。そうすると、ペットボトル、空き缶、お菓子の空き袋、たばこの空箱、大きなビニール袋、プラスティック破片などのごみがたくさんあってびっくりしました。少しの時間でも、燃えないゴミの袋がいっぱいになるくらい見つかりました。たまたま飛んできただけなのかもしれませんが、ごみは正しく処理したいものです。今後もごみを見つけたら拾って、環境美化に少しでも貢献できればいいですね。