5月27日の授業風景

今日も子供たちが元気に登校してきました。昇降口では、永野先生や保健室の寺門先生、6年担任の櫻井先生がが子供たちを温かく迎えました。

子供たちは健康観察表を提出し、手指消毒をしてから教室に向かいます。

今日は、新入生のロボットがあいさつ運動をしました。このロボットは今年度から市内全小学校に配置されました。これから、あいさつ運動や「プログラミング教育」で大活躍してくれそうです。

子供たちが「おはよう」と声をかけると「おはようございます」「今日もがんばりましょう」などと返事をしてくれます。いよいよロボットと共存する時代がやってきます。学校教育も変革の時です。子供たちは興味深く接していました。

1時間目の授業風景を紹介します。

1年生は、連絡帳を提出し、宮武先生の指示をよく聴いていました。「〇〇さんの姿勢がとてもいいね!」と褒められるとうれしそうです。そして、次第に全員の姿勢もピシッとしてきました。話を聞く力が学習の基本になります。「こんなに上手に話を聞ける1年生は初めてです。」宮武先生の明るい声が教室に響きました。

その後、自己紹介をしました。一人ずつ黒板の前に立って、自分の名前と好きのものを発表します。最初は、自分の席で練習してから、いざ本番。少し恥ずかしそうな子供たちでしたが、先頭バッターのゆずさんが堂々と発表すると、次々と全員が発表してくれました。「いちご」「こねこ」「きたえること」「鬼滅の刃」「ピーマン」など、それぞれの好きなものを知ることができて、楽しい時間になりました。

2年生は、読書カードの書き方を確認しました。ファイルにカードを貼って、自分の目標を決めました。「50さつ」「250さつ」など、沖山先生や周りの友達に伝えながら目標を決めました。自分で決めた目標を達成することで自信にもつながります。毎週水曜日に勤務してくださる「図書館司書」の稲葉先生と連携して、読書活動を充実させていきます。ご家庭でも、励ましの声をかけてください。

3年生は、休校中の課題だった算数のプリントについて答えを確認しました。佐藤先生が電子黒板にデジタル教科書を映しだし、教科書のページと丸付けをして返却したプリントを確認しながら優しく声をかけていました。課題を一人でこなすのは大変だったと思いますが、自主学習に慣れることも大きな力になります。学校では休校中の課題な確認をしながら、子供たちの学力を保障していきます。

4年生は、理科の「季節と生き物」の学習をしました。菊池先生がデジタル教科書を電子黒板に映しだし、春に見られる生き物について話し合いました。残念ながら、休校で春に見られる生き物を皆でそろって見に行くことができませんでした。それでも子供たちは、身近に見られた生き物を思い出して発表し合っていました。写真や映像だけでなく、できる限り実物を観察させたいと思います。学校では五感を働かせる体験活動を重視していきます。

5年生は、休校中に課題に出した国語のプリントを確認していました。それぞれ、きれいに切り取ってノートに貼っていました。「早く終わった人は、教科書の『だいじょうぶ だいじょうぶ』を音読していてください。」という中根先生の指示で、子供たちは集中して課題に取り組んでいました。落ち着いた雰囲気で授業が進み、高学年としてのたくましさを感じました。

6年生は、毎日提出する「家庭学習カード」の確認をしました。学校の宿題の他に、自分で決めた課題に取り組み、自分でまとめる力を育成していきます。毎月、第2週を「家庭学習パワーアップ週間」として強化していきますので、ご家庭でも声かけ等のご協力をお願いします。

カードの中に「今日のひとこと日記」の欄があります。櫻井先生は「子供たちに毎日よいことを積み上げてもらいたい」との願いを語ってくれました。中学校に向けて、心の成長も大切にしたいと考えています。

櫻井先生は、一人一人に温かい声をかけていました。子供たちもうれしそうにうなずいていました。