7/8 避難訓練「お・か・し・も・は」

7月1日に予定していた「避難訓練」が雨で延期になり、本日実施することができました。湯沸かし室から火災が発生したという想定で、避難経路を確認しました。

階段を使って避難する3~6年生も、とても静かに、約束を守って行動することができました。防災頭巾をかぶり、全員が集合するまでに1分44秒でした。

雨上がりで外にぬかるみがあったため、今回は昇降口までの避難としました。本来の避難場所は、グラウンド南側にある「小張の森」入り口にある鉄棒の前です。だれも声を出さず、担任の指示をよく聴き、慌てずに避難できました。明日以降、天気のよい日に低中高学年のブロックごとに、鉄棒前までの安全な経路を確認します。

集合してから、校長先生の話がありました。校長先生が「しっかり約束を守れた人は手を挙げてください。」と尋ねると、さっと全員の手が挙がりました。

「すばらしいですね。では、みんなで守る約束はどんなことでしたか?」と尋ねると、勢いよくたくさんの手が挙がりました。その後、校長先生に指名された各学年の児童が前に出て、大切な約束を一つずつ発表してくれました。

大切な約束は「お・か・し・も・は」です。

おさない!

かけない!

しゃべらない!

もどらない!

はなれない!

子供たちは、大きな声で堂々と発表してくれました。「全員で守りましょう。大丈夫ですか?」と確認すると、「はい!」という返事がうなずきと共に返ってきました。

「皆さんもテレビニュースで見て知っていると思いますが、今、九州地方では大変な災害が起こっています。大雨で川があふれる水害の他にも、地震や火事、竜巻など、いろいろな災害がいつ起こるか分かりません。正しい判断をして、自分の命を守れるように、これからも約束を守って生活していきましょう。」

火災、地震、不審者対応など、避難訓練は年間で3回ほど実施する予定です。これからも、自分の命を自分で守れるように安全教育を充実させていきます。