国語では、「詩」について学習しています。
金子みすゞさんの「ふしぎ」という詩があるのですが、それを少し変えて詩を考えてもらいました。
何人かの作品を紹介したいと思います。
【一人目】
わたしはふしぎでたまらない、
Tポイントカードを持って店にいくと、
ポイントがたまることが。
わたしはふしぎでたまらない、
紙に向かって鉛筆で書くと、
思ったことが書けることが。
わたしはふしぎでたまらない、
なにかを買うと、
金がとられるということが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだということが。
【2人目】
わたしはふしぎでたまらない、
風がふくとかぎりなく、
風車が動いてくることが。
わたしはふしぎでたまらない、
太陽ギンギン暑い日は、
熱中症になることが。
わたしはふしぎでたまらない、
とても元気なひまわりは、
太陽向いていることが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだということが。
【3人目】
わたしはふしぎでたまらない、
一つの芽から出た朝顔が、
それぞれ色がちがうのが。
わたしはふしぎでたまらない、
みんな同じ年なのに、
背の高さが違うことが。
わたしはふしぎでたまらない、
100円ショップという名前なのに、
税込み8円つくことが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだということが。
【4人目】
わたしはふしぎでたまらない、
白いクレヨンを、
黒い色にかえられることが。
わたしはふしぎでたまらない、
緑色の葉っぱが、
黄色くなることが。
わたしはふしぎでたまらない、
二針時計が、
自由に動くことが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだということが。