1年生 道徳「かぼちゃのつる」

1年生の今週の道徳は,「かぼちゃのつる」のお話を聞いて「わがままな行い」について考えました。

写真は,今日行われた1年4組の授業の様子です。

はじめに,「わがままってどんなこと?」という問いかけに,「ヤダーって言うこと」「自分勝手」とみんなが答えて,「かぼちゃのつる」のお話が始まりました。先生が,黒板に絵を貼りながら,お話してくれました。お話の中で,自分勝手につるをのばすかぼちゃに,いろいろな動物たちが注意します。それに対して,かぼちゃがどんなふうに答えるのか予想して,みんな熱心に聞いていました。お話の最後に,車にひかれて,つるを切られたしまったかぼちゃに対して,「あーあ。」「やっぱりね。」と感想を言っていました。

泣いているかぼちゃに対して,ハチになって優しいアドバイスをしてあげる活動では,「わがままを言わなければ良かったのに。」「また生やせば大丈夫だよ。」という発言がありました。ペアでハチとかぼちゃになって行った役割演技では,泣いているかぼちゃがハチの優しい言葉を聞いて「わかった。」「これからは気をつける。」という言葉を返していました。

最後に,自分の生活を振り返って,わがままをしてしまった経験,我慢した経験について話し合い,「わがままをしないようにするためには,どうしたらよいか。」を考えて,ワークシートに書きました。

子どもたちは,それぞれに,かぼちゃや動物たちの気持ちについて意欲的に考えて,自分の生活を振り返ることができたようでした。

このお話は,1960年代からずっと道徳で取り上げられている有名なお話です。のびのびと自分の思いを表現していくというところでは,かぼちゃは良かったのですが,まわりのことを考えず,節度をもてなかった点が残念なところだったんだなと,改めて感じたお話でした。