装着!インスタントシニア体験

4月以来,いぶきの時間に“福祉”の学習を進めている4年生。今日は,インスタントシニア体験を行いました。インスタントシニア体験を日本語のすると,高齢者疑似体験です。様々な装具を身につけ,杖で身体を支えながら,高齢者の視点で日常の動きを感じ取るというものです。

つくばみらい市の社会福祉協議会の方を講師としてお招きして,様々な体験を行いました。

まずは,教室でつくばみらい市における高齢者の割合や,高齢になると起こる身体の変化などについて学びました。続いて,体育館でインスタントシニア体験です。

耳栓(聴覚の変化を体験),ゴーグル(視覚の変化を体験),右腕・右膝関節サポーター(間接が曲がりにくくなり,動作が不自由になることを体験),利き手首用おもり(手を挙げにくくなることを体験),ゴム手袋(触覚の感覚の変化を体験),足首用おもり(平衡感覚の変化を体験)を装着です。

この状態で,下り階段・自動車への乗り降り・洋式便座への腰掛け・ペットボトルからコップへ液体を注ぐ等の体験を行いました。

体験を終えて,4年生全員が感想を講師の方に伝えました。その中には「普段,簡単にできるはずのことが,とても大変だった」,「高齢者の方との関わり方を考え直して行きたい」等の感想も述べられました。

一人一人が感じたことを,次回からのいぶきの時間に生かしていきたいと思います。社会福祉協議会の皆さん,ありがとうございました。