今日は「秋分の日」 なんと来年は5連休!?

1年間の祝日の中で,なんだかよく分からないけど休んでいる祝日が「春分の日」と「秋分の日」ではないでしょうか?(私だけ?!)そこで調べてみました。

毎年9月23日頃を秋分の日と言い「祖先を敬い,亡くなった人をしのぶ日」として1948年に法律で制定されました。日付については,国立天文台が作成する『暦象年表』に基づいて閣議で決定されるそうです。(22日になることもあるようです。)

大昔(1000年以上前?)の農村では,春分の頃に豊作を祈り,秋分の頃に豊作を祝う自然信仰があり,山の神様である祖先の霊を春分以前に山から里に迎え,秋分以降に里から山へ送る儀式が行われていました。(今でも筑波山では「御座替〔おざがわり〕」と呼ばれるお祭りがあります。)しかし,仏教の広がりとともに秋分は「秋の彼岸」として祖先を供養する意味をもち始めました。
明治時代に秋分の中日を「秋季皇霊祭〔しゅうきこうれいさい〕」と定め,宮中において祖先をまつる日となった事がきっかけで,一般市民の間でもそのように定着していきました。
1948年には,お寺参りの日・先祖供養の日など,宗教的慣例としてのまつりの日だけではなく,広い意味で「祖先を敬い,亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日に制定されました。

ところで,来年2015年は,9月の連休が5連休になりそうです。2009年にもありましたが,19日(土),20日(日),21日(月/敬老の日),22日(火/国民の休日),23日(水/秋分の日)となります。まあ,個人的には,3連休が2週続いた方がうれしいような気もしますが。

長文になってしまいました。おつきあいいただいてありがとうございました。