福岡の自然183(ショウリョウバッタ)


トノサマバッタに並んで最もポピュラーなバッタですが、近くに寄るとすぐに飛び立ってしまい、なかなか写真を撮らせてくれません。何度か追い回した末、長い脚をもてあますかのように、やっと止まってくれました。その長い後ろ脚をつかむと、前後に体を振る動作から「コメツキバッタ」とよく呼ばれています。体の大きなショウリョウバッタは主にメスで、オスは腹部も細く体も小さめです。ショウリョウは「精霊」で、精霊流しの精霊船に形が似ていることが名前の由来のようです。よく似た仲間に「ショウリョウバッタモドキ」という種類がいます。明日、紹介します。

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