福岡の自然365(ベニシジミの季節型)

草原に春の芽吹きが始まるこの時期、モンシロチョウとともにいち早く羽化するのが「ベニシジミ」です。春に咲くスイバに卵を産み、夏までには次の世代が羽化します。

 

 

 

初夏に羽化する次の世代のベニシジミは、左の写真のように黒くなります。(図鑑では「夏型」とよく書かれています。上の写真は春に羽化する「春型」です)

 

 

 

これが「スイバ」で、ベニシジミはこの植物を幼虫期に食します。(県南地方ではよく「スカンポ」と呼んでいる植物です)