当たり前のことを見直すきっかけに ~コロナ禍の教育活動を振り返って~

 新型コロナウイルスは未知のウイルスであったため、実態が分かるまではどの学校でも行事の中止が相次ぎました。しかし、その実態が徐々に判明してきたため、方針を転換し、感染症対策を講じながら、できることはやっていこうという方針でこの1年間臨んできました。

 

 体育祭や創夢祭などは午前中実施としましたが、それぞれの行事が目指した目標を達成でき、満足する生徒の姿が見られました。

 これまで、学校行事はその準備と運営に多くの時間を費やしてきましたが、コロナ禍は、学校の教育活動のねらいや実施方法を根本から見直す機会となりました。

 本校に勤務する教職員はそれぞれに家庭があり、生活があります。そして、生徒を成長させるために労を惜しまず指導に当たっています。これらを両立させるためには、限られた時間の中で最大限の効果を上げる方法を考えて教育活動を模索していく必要があります。

 今後も、保護者や地域の皆様のお力をお借りして、生徒が自分のよさや可能性を実感できる学校づくりをしていきたいと考えております。引き続き、ご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

令和4年3月1日

校長  栗原 繁則