授業開始日です!

今日から2021年の授業日がスタートしました。学校に元気な子どもたちの姿が戻ってきたことで,学校全体が一気に明るくなりました!教室に笑顔があふれ,新しいスタートを切ることができました。今朝は,放送による校長先生のお話がありました。子どもたちは真剣な表情で話を聞くことができてとても素晴らしいです。以下に校長先生のお話をご紹介いたします。

冬休み前の朝会で、「1年の計は元旦にあり」という言葉を紹介しました。実は、この言葉の前にはこんな一行があるのです。「1日の計は朝にあり」です。1年の計は元旦で、1日の計は朝なのですね。つまり、「一日の計画は朝のうちに立てるのがよい」ということで、「1年の計は元旦にあり」と同じく、「物事の計画は早いうちに立てるべきだ」という意味です。 「1日の計は朝にあり」の言葉を伝えるのは、一日一日 を大切に過ごしてほしいと思うからです。朝を気持ちよく起 きて、朝ご飯をしっかり食べて、「さあ、今日は~を頑張るぞ」という気持ちをもって、毎日登校してほしいと思います。 そうした朝を迎えるためには、よく言われている言葉ですが、「早ね・早おき・朝ごはん」が大切です。                   6年生は、卒業文集に、自分が経験したことや身の回りの人との関わりを通して、将来の夢・希望を書いている人もいるかと思います。「お年寄りを助ける介護士になって、お年寄りを笑顔にしたい」とか「けがや病気で入院している人を心から安心させ勇気づける看護士になりたい。そして、英語も話せるようにして外国の人に対してもそうできるようになりたい」などなど。小学校を卒業するにあたって、自分はこんな人になりたい、こんな人になれるように学んだことを生かして努力していきたいという夢をもつことはとても大切なことです。
みなさんは、ストリートピアニストはらみちゃんをご存じですか?一度聴いた音楽をすぐに弾けるすばらしい努力家ですが、小学校3年生の時にかいた絵をみつけ、現在部屋に飾ってあるそうです。どんな絵だと思いますか?実は、みんなが集まるような公園などの場所で、たくさんの人の前でピアノを楽しそうに弾いている自分が描いてあったそうです。その絵を大人になってみて、子どもの頃からの夢が実現できている自分に驚いたそうです。「一日の計は朝にあり / 一年の計は元旦にあり」ということばをまねてみると、「将来の計は今にあり」と言えると思います。「今」というのは、「小学校時代」という意味を込めました。1年生から5年生の皆さんも、小学校を卒業するまでには、「自分は~のような人になりたい」という「理想とする自分の姿」をもってほしいと思います。

また,1月より4年生以上ではZOOMを活用した授業を実践し始めました。ZOOMとはパソコンを使ってオンラインで授業などを行うアプリです。このアプリを活用することで,人数が多い学年をグループ分けして,密を避けて授業を一斉にオンラインで実施できるようになります。クラスでの授業進度にばらつきがなくなるなど,大きなメリットがあります。ぜひ,活用の幅を広げて授業を効果的に進めていきたいと思います。