もう日暮れです。~秋の日は釣瓶(つるべ)落とし~

いい天気に恵まれた11月7日,本日の夕暮れの様子です。これは,3階の教室から小絹中学校の建物の方向(西側)の校庭を見下ろした様子です。すっかり薄暗くなって,太陽の光も射さなくなっていますね・・・・。

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「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」と昔の人は表現していました。「釣瓶(つるべ)」とは,当時の生活に使っていた井戸水を上げ下げする「滑車(かっしゃ)と縄(なわ)のついた【桶(おけ)】」のことです。

「秋の太陽が沈むのは,手を離した瞬間にしゅるしゅると落ちていく釣瓶のように,とてもはやいものだ」という“たとえ”です。この画像の時刻は午後5時17分です。この時刻が一年中で最も日が長い6月下旬の「夏至(げし)」のころならば,まだまだ太陽は沈まず,明るかったですね。ちなみに今日の日没は午後4時35分。ずいぶん暗くなるのが早まりましたね・・・・。

さて,南の空を見ると月が出ていました!半月です。明るい空では目立つことのなかったお月様が,夕暮れに燦然と輝くのを見上げてみるのもオツなもの・・・・。

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夏場とは異なり日暮れが早くなったこの時期,更にこれから12月下旬の「冬至(とうじ)」の日まで,日暮れは早まります。早めの帰宅を心がけていくよう子供たちへのお声掛けをいただければ幸いです。

~忙中閑あり~

忙しき中にも,「自然や季節の移ろい」に目を向けたいとしみじみ思う,今日この頃です。