-学級全員が力をつけるために-

数学が苦手な人,得意な人。社会が,からっきし苦手な人。社会なら任せとけっていう人。様々な能力をもっている仲間が集まったのが学級です。一人一人が,長い間かけてつくってきたそれぞれの力ですから,どうしようもない現実です。
そんな現実の中で,学級として共有できることは,たとえ個人差はあっても,一人一人が今もっている力を少しずつでも向上させようとする気持ちをもつこと。そのためには,今,もっている力を子供たちが認め合うことだと思います。単に点数による優劣で見るのではなく,今ある力をいかに伸ばそうとしているかを評価し合える学級になることが大切だと思います。
だからこそ,「わからないからいいや。」「わかっているからいいや。」ではなく,「わかろう。」という雰囲気を全員で作り出すことを目指していきます。