「私たちの国は石油1リットルの値段を下げます。」
「石油の送料を無料にします。」
「24時間対応します。」
9月29日(火)5校時,1年2組の教室では,グループを国に見立てて,自分の国の石油を他国に売るためのプレゼンテーションをしています。
プレゼンが終わったところで,社会の先生が生徒に投げかけます。
「このままどんどん値段が下がっていったらどうなる?」
生徒から
「もうからない。」
「石油を使う量が増えて環境が悪くなる。」
という声。
授業を終えた男子生徒は,
「石油の輸出国になって,石油を他国に売り込むことを考えるのが楽しかった。」
女子生徒は
「ほかのグループのアイディアを聞いてなるほどと思った。」
と振り返っていました。
「24時間対応という意見は,インドの24時間対応のことと関係があり,授業で得た知識を活用できていて感心しました。今日の授業では,他グループに負けまいと競って価格を下げていましたが,実際にはこれ以上価格を下げないようにという取り決めをしている石油輸出国機構(OPEC)があります。次回はOPECについて今日の授業と関連付けて学習を進めていきます。」
と授業をした社会科の先生。