第2回小中合同研修会

8月は普段はじっくりと時間がとれない研修会が各地で実施されています。外に出かけたり,校内で研修を行ったり,形は様々ですが,それぞれの教員がこの夏も積極的に学び,研鑽を積んでいます。

8月1日本校では小絹小中合同研修会を実施しました。市教育委員会適応支援教室「なのはな」の斉藤先生をお招きして,適応支援教室について学びました。昨年度「なのはな」で支援をしていた新宮教諭の講話も聞きました。学校に行けずに思い悩んだ生徒が友達の誘いで「なのはな」に行き,そこで学んだ生徒が,現在元気に学校に通っているという親子の実話などから,「なのはな」の役割について理解を深めることができました。
さらに,この日は教育指導室の櫻井先生より指導をいただきました。今回はいじめについての理解とともに,いじめ防止のための施策について考える機会をもちました。沼尻スクールカウンセラーによる講話では「エゴグラム」について学びました。小絹小中合同での貴重な研修となりました。

職員作業で校内をきれいに

7月28日教育相談最終日となりました。教育相談では保護者の皆様とお話ができ,お子さんの理解がまた少し進みました。ご協力ありがとうございました。

午後は職員作業で,校内の整理をしました。誰もが気持ちよく使えるように,置く場所を決め,きれいにしました。

6年3組で授業公開がありました

dscn3355_r dscn3370_r dscn3414_r dscn3417_r dscn3428_r11月8日(火)6時間目。6年3組飯塚学級で授業公開がありました。場所を図工室に移しての道徳でした。「ペーパータワーをつくる」という体験型の道徳でした。①自分の役割と責任の大切さを知る。②班員相互の関わりの大切さを知る。③協力して達成することのすばらしさを知る。ことを目標に取り組みました。

方法は,30枚の紙を使って最も高いタワーを作りを目指します。その方法を班ごとに一枚の紙を使って考え(1分間),班ごとにタワーづくりの方法を話し合い・担当を分担します(5分間)。そして5分間でタワーづくりを行うものでした。全部で2回行いました。ちなみに,クラスをは9班に分けて実施しました。最高タワーは,104cmの高さでした。ちなみに,低かったタワーは,7cmでした。子供たちは,主体的に考え,協力して,積極的に活動することができました。

この活動を通しての子供たちの感想は,①コミュニケーションが大切。②協力と分担が大切。③チームワークが大切。④意見を総合的に生かすことが大切。⑤一人で活動するより,集団で考え行動することが大切。⑥一人一人の責任感が大切。⑦仲間を信じることが大切。等の意見がでました。

問題解決型で,活動のある子供たちが主体的に活動できる,座学の道徳の概念を変える横断的な道徳であったと思います。飯塚先生ありががとうございました。

校内研修を実施しました

dscn3342_r dscn3345_r dscn3346_r dscn3347_r dscn3348_r dscn3349_r dscn3350_r11月7日(月)15時30分より11月の中島研究主任の主導のもと校内研修を実施しました。

内容は,特別の教科道徳の教科化を見据え,これからの道徳の在り方について研修するものです。新指導要領の捉え方は,指導観→児童観→指導観として捉え,教師の思いや願いから学級担任がカリキュラムをマネジメントするということや,問題解決方の道徳とはどのようにするべきなのかを研修しました。

ワークショップとして,各学年ごとにわたしたちの道徳の中の一つの題材を決め,問題解決方の授業展開にするためにはどうするかを考えました。

役に立つ道徳を目指し,職員で研修しています。この成果は,各学級で還元していきます。

3年3組で道徳の公開授業がありました

dscn3329_r dscn3333_r dscn3335_r dscn3334_r11月4日(金)4校時,3年3組羽田学級で道徳の公開授業がありました。資料は,「ヒキガエルとロバ」というものでした。内容は,一日の終わりに,配達の仕事を終え荷車に明日配達する荷物をたくさん積んで家路に向かっているロバが,轍(わだち)にヒキガエルを見つけ止まります。ヒキガエルは,子供にいじめられ動けない状態でした。それをみたロバは,重い荷物を引きながらヒキガエルのいる轍を避けて通りました。このことで子供たちは,考え話し合いました。この授業でよかった点は,①読み物資料を紙芝居としたこと,②範読が登場人物の状況を感じ取りやすいように読めたこと。③子供の考えを丁寧に引き出し,拾っていたこと。④子供の中には,登場人物の気持ちになりきり感動して泣き出した児童がいたことなどです。相手の気持ちを思いやることができる優しい気持ちが育っています。

授業の様子を写真で紹介します。

6年2組で道徳の授業公開がありました

11月1日(火)5時間目,6年2組の山下学級で道徳の公開授業がありました。「ペイフォワード」で世界を変えるという資料を使い,自ら進んで人のために役立つことをしようという気持ちを育む授業でした。ペイフォワードとは,自分が受けた善意や思いやりを,その相手だけに返すのではなく,他の誰かに返すことで善意の輪を広げていこういう考え方です。「ペイフォワードの考えで,世界を変えられるか?」とう質問に,子供たちは,変えられる14人・変えられない20人という考えでした。それぞれの意見や理由を確認し,個人的に又はグループで,そして全体で考え,それぞれの意識を深めていました。子供たち全員が一生懸命学ぶことができた授業でした。また,指導として素晴らしかったのは,①映画を教材に活用したこと。②何でも語り合える学級になっていること。③意見に対して自然に拍手をすることができる関係があること。④一人一人の子供の意見を大切にしていること。⑤時間を区切り一人一人が様々な形態で考え続けたこと。⑤6年2組で実際に行われたペイフォワードを実名で紹介し称賛したこと等。この他にもたくさん素晴らしい指導技術はありましたが,多くの先生方の参観のもと,考え議論する道徳が実践できたと思います。山下先生ありがとうございました。dscn3271_r dscn3270_r dscn3279_r dscn3276_r