努力そして・・・協力!

「努力はたし算」というのは,小さな努力でもそれを続けていけば,たし算の答えのように大きくなっていきます。例えば,漢字を毎日一字ずつ5日間覚えていけば,1+1+1+1+1=5になります。厚い本でも,毎日1ページずつ読んでいけば,必ず読み終えることができるのです。努力した分だけ少しずつですが,必ず増えていくというのが「努力はたし算」の意味です。
次に,「協力はかけ算」ですが,かけ算の答えはたし算の答えよりも大きな結果になることがあります。例えば,3人が2ずつがんばると,2×2×2=8になり,2+2+2=6のたし算より大きな結果を得ることができます。30人のクラスで一つの目標に向かって,一人が2ずつ力を出し合ってがんばったとしたら,2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×・・・。
なんと10億7374万1824にもなるんです。しかし,29人ががんばっているのに,たった一人でも協力しないで「0」だったとしたら,結果は0になってしまうのです。だから,「協力はかけ算」なのです。
大切なことは,一人一人が自分の目標に向かって努力することと,クラスの仲間と共に力を合わせて協力することです。誰かが失敗したり間違ったりしても,「大丈夫だよ。いっしょにがんばろう。」と支え合い励まし合いながら,がんばってほしいと思っています。
今年度の最後までの間に,もう少し時間があります。。
みなさんの「努力はたし算・協力はかけ算」の姿がたくさん見られることを楽しみにしています。