厳しい練習についてきてくれて、ありがとう

「本番で練習の力を発揮するのは容易なことではありません。しかし、今日は、練習の成果を出し切れた感じがして、あたたかい気持ちでいました。気温の低い大谷資料館の地下の中でも、心はぽかぽかでした。だから会場で『銅賞』と発表されたときは、何ともなかったのに、帰りのバスで涙が止まりませんでした。そのわけをずっと考えていて、今、その答えが分かりました。ここにいるみんなともう一緒に練習ができないからなんだと。東関東大会という目標に、心を一つにして向かうために、ずいぶん厳しいことをたくさん言いました。それでもみんなはついてきてくれた。ありがとう。」

 9月4日(日)21時50分。帰校した吹奏楽部員を前に、顧問が思いを語りました。生徒は涙をこらえて、聞き入っていました。

 

銅賞

中学校の部A部門

つくばみらい市立伊奈中学校殿

あなた方は東関東吹奏楽連盟及び朝日新聞社主催による第二十八回東関東吹奏楽コンクールにおいて頭書の優れた成績をおさめられました

よってこれを賞します

令和四年九月四日