衣替えの時期になります ~生徒指導だより「岳」第4号発行~

 9月23日は秋分の日でした。「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として1948年に法律で制定されました。

 秋分の日は春分の日と同じように、昼と夜の長さが等しくなる日。理科で習いましたよね。いつもの年ですと、猛烈な残暑が残り、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、秋のこのお彼岸の頃になると、さすがに暑さも一息つく頃となるわけですが、今年はまだ暑さを感じる日々が続いています。

 さて、秋分の日を中心とした一週間を秋のお彼岸と言います。以前はそれぞれの家々で、家族そろってお墓参りに行ったり、祖先の供養を行ったりした姿も多く見られました。

 春分や秋分の3日前の日を「彼岸の入り」といい、3日後を「彼岸の明け」と言います。そして、その7日間をお彼岸と言うのです。秋分の日や春分の日はその真ん中にあるため「彼岸の中日」と呼ばれています。また、春分の頃に特にお米の豊作を祈り、秋分の頃にその豊作を祝うことも昔からの風習として行われてきました。こうしたことも生活様式が大きく変わっていく中で、だんだんと忘れられがちなものの一つとなってしまうようです。

 一方で衣替えの季節ともなりますので、夏の服を仕舞い始め、秋の服を用意する。厚めの掛け布団を用意するなどの準備が行われます。伊奈中学校でも1学期から2学期へ切り替わります。様々な意味で生活の切り替えの時期がこの秋分の時期と言えますね。

[そのほかの内容]

 〇 秋の全国交通安全運動週間です

 〇「情けは人のためならず・・・」