「予想を、番号で選んでください。」
カメラに向かって話しかける理科の教員。生徒のいない第1理科室のモニターには、生徒の予想が各家庭からオンラインで送信され、円グラフで表示されていきます。
「3人の登場人物の気持ちを、デジタルホワイトボードに入力してください。今から、アドレスを送ります。」
3年2組の教室では、受験生が登場人物の資料を使って、道徳科の授業が行われていました。
担任の先生が指定したデジタルホワイトボード「Google Jamboard」に、生徒から、登場人物の気持ちが入力されてきました。
10月20日(木)、3年生で新型コロナウイルス感染症の感染状況が拡大していたため、急きょ、3年生の授業をオンラインで行いました。
「9月に、濃厚接触者となった生徒を対象にオンライン授業の試行をしていたため、学習用タブレット端末の家庭への持ち帰りや、授業のオンライン配信をスムーズに実施することができた。オンラインであっても、グループで意見を共有する活動も見られ、生徒の学びを継続することができている。本校の教員は日常的にICTを活用した授業を行っており、今回のような緊急時に、その成果が出ている。」
と、長塚校長。