3年生の思いは伝わった

「みなさんが伊奈中学校に入学したときに、校長先生が話したことを覚えていますか。」

 3月9日(木)9時40分、卒業式の練習を前に、長塚校長が3年生に語り始めました。

「野村監督の、失敗と書いて、成長と読むという話をしたと思います。100点でなくてよいから、100%がんばることができる生徒になってほしいと願っていました。昨日の卒業式予行での合唱は、それを実現していました。歌に乗せたみなさんの思いは、1、2年生に伝わっていました。」

 

 長塚校長に耳を傾ける3年生。

 あたたかな時間が流れました。

 

 話を終え、体育館を後にした長塚校長は、

「伊奈中学校で共に3年間を過ごしてきた生徒。卒業式の式辞だけでは、思いは伝えきれない。」

と、さみしそうに話していました。