今日はお弁当の日,校長先生ともお弁当での会食となりました。大好きな物をお弁当に詰めて,うれしそうに校長室に入ってきました。
「自分でお弁当を作ったよ。」と,お弁当を見せてくれました。朝,いつもよりも早く起きたことでしょう。いろいろ考え手自分で作ったお弁当,すてきでした。
1年生と2年生が仲よく手をつないで,校長室にやってきました。とっても大切なお客様です。「失礼します。〇年〇組の~です。学校たんけんにやってきました。」2年生が,しっかりと挨拶をしてくれました。「どうぞどうぞ,イスにお座りください。」と声をかけると,一人一人,自分の名前を言ってソファに座りました。「校長のいそべです。よろしくお願いします。何か質問がありますか。」すると,壁にかけてあった歴代校長の写真を指さして,「誰の写真ですか。」そこで,「昔の校長先生の写真です。全部で何枚あると思う。」と問い返すと,「いち,にい,さん,しい・・・」とみんなで数え始めました。そして,「33枚です。」と教えてくれたのです。「では,私は34番目の校長先生だとわかりました。ありがとうございました。」とお礼をいいました。
昼休みにダンスクラブの子どもたちが発表会をすると聞いて,カメラを持って体育館に行くと,応援にかけつけた子どもたちが,大勢集まってきていました。保護者の方でしょうか,ビデオカメラをまわしている方もいらっしゃいました。発表が始まると,見事にシンクロしたリズミカルなダンスが披露され,驚いた観客からは,大きな拍手と歓声があがりました。子どもたちの表現する楽しさや喜びが,伝わってくる素敵な発表会でした。
人前で表現するというのは,よほど慣れている人でも,恥ずかしさが先に立ってしまい尻込みしてしまうものです。ところが,小絹小の子どもたちは,堂々と表現できる子どもたちがたくさんいることを知りました。そして,一生懸命頑張っている友達を応援するあたたかい人間関係があり,だからこそ安心して,自分を思い切って表現できるのだと思いました。
自分を包み隠さず素直に表現し,他人に知ってもらうことは,人との信頼関係をつくる上でとても重要なことです。学校での集団活動の中で,教科書では学べない,大切なことのひとつかなと思いました。(校長)
さわかな青空,朝の交通指導の前に,安全点検を兼ねて学校の周りを歩いてみました。すると,通路の草や斜面の芝生などが,見違えるほどきれいに刈られていて,思わず胸が熱くなりました。昨日,スクールドクターの皆さんが,1日がかりでグラウンド整備や校舎内の備品の修理をしてくださったと聞いていたからです。小絹小は,地域や保護者の皆様のボランティア精神に支えられていると,改めて感じました。
昨今,働き方改革が叫ばれる中,日本の教員の多忙化が取り上げられ話題になっています。しかし,それは教員に限ったことではありません。むしろ本当の問題は,教員の多忙化により,学校の教育力が著しく低下してしまうことではないでしょうか。小絹小の教員が,ひとりひとりの子どもたちと十分に向き合うことができるのは,地域や保護者の皆さんのご理解とご協力のおかげだと言えます。
グラウンドを一周する間,整備された校庭の画像を紹介しようと思い,何度もカメラを構えましたが,なぜか一枚もシャッターを切ることができませんでした。(校長)