1年 道徳「それって,おかしいよ」

1年の道徳で,「ゆうきを出して『それって,おかしいよ』」を学習しました。写真は,今日の1組の授業の様子です。

主人公のしんちゃんは,学校にある回転滑り台に並んでいたところ,友達のまさくんに,「入れて。」と言われて,無理やり横入りをされそうになります。まさくんは,しんちゃんに消しゴムを貸してあげたことやドッジボールに入れてあげたことを理由に,強い口調で「入れて。」と言います。この後,自分ならどうしますか?という学習です。

子どもたちは,「それって,おかしいよ!」と「言う」か「言えない」かに分かれて,胸にバッジを付けて,黒板にネームプレートを貼り,理由を話し合いました。それから,しんちゃんになったつもりで,まさくん役の先生と役割演技をしたり,友達とペアになって役割演技をしたりしました。途中で,自分の考えが変わる子どももいました。

授業の始めに,「ゆうきってなんだろう?」と先生に聞かれ,「おもいきって言うこと。」「負けそうでも頑張ること。」と答えていましたが,授業の最後に同じ質問をされて,「みんなのために頑張ること。」「自分から言うこと。」や「まさくんが,最後にしんちゃんに謝ったのもゆうきだ。」と付け足すことができました。

子どもたちは,積極的に発表したり,真剣に友達の意見を聞いたりして,「ゆうき」について一生懸命考えました。