「おばあちゃん、こっち。」
お父さんといっしょにいた小学生の女の子が、後から来たおばあちゃんを呼びました。
5月5日(木)、市内のコミュニティセンターで開かれた、「子どもの日イベント」。多目的ホールに用意された60席ほどの椅子は、小さな子どもから高齢者で埋まり、30人ほどの立ち見の家族連れもいます。
10時30分。夏の制服を着た本校の吹奏楽部の生徒が、演奏を始めました。
フルートアンサンブル「フルート吹きの休日」を演奏した生徒は、
「フルートの魅力は小鳥のさえずりのような音を奏でること。」
と話します。
4種類のクラリネットによるコラールと舞曲」、4種類のサックスによる「ルーマニア民族舞曲」が続きます。
5種類の金管楽器による「パヴァ―ヌとダンス」で演奏を締めくくりました。
吹奏楽部顧問は、
「コロナ禍で、思うように演奏ができない日々が続いていました。今日、このような形で演奏する機会をいただき、こんなにたくさんの方に演奏を聴いていただいたこと、とてもうれしいです。生徒にとっても地域に貢献ができ、貴重な経験となりました。」
と話していました。