生徒と共に創り上げた世界観を客席に ~吹奏楽コンクー県大会に向けて~

「次は、みんなで演奏しよう。」

 吹奏楽部顧問の教員の指示で、生徒が一斉に楽器を持ちます。

 8月10日(水)午前10時20分。空き教室を利用し、吹奏楽部の生徒が、コンクール直前の練習をしていました。

 

 部長の生徒は、

「今年はとても明るいメンバーがそろっています。県大会に出場できると決まったときは、なんだかほっとしました。今日のコンクールに向けて曲をグレードアップさせてきました。」

と話します。

 顧問の教員は、

「教員がリードするのではなく、自分たちで積極的に音楽を表現することを大切にしてきました。コミュニティセンターや小学校での出前演奏や、ホールを借りての練習など、外で演奏する機会を重ねるごとに、生徒の生活面でも成長が感じられるようになりました。今日のコンクールは、客席にたくさんのお客さんがいる中で演奏する初めての機会です。生徒と共に創り上げた世界観を客席に届けます。」

と、熱く語りました。

 

 吹奏楽コンクール県大会は、8月10日(水)、水戸市のザ・ヒロサワシティ・ホールで開かれます。本校の演奏は16時2分開始予定です。