困っている人がいたら ~2年生 認知症サポーター中学生養成講座~

「道が分からなくなっちゃって・・・」

「道が分からないんですね。どちらに行きたいのですか。」

 道に迷った高齢者役のボランティアの方に、2年生の生徒が話しかけます。

 11月25日(金)15時。2年生の各教室では、つくばみらい市社会福祉協議会の方とボランティアの方を招き、認知症についての講話と、演習をしていただきました。

「どんな点を意識して声をかけたか」

と聞かれた生徒は、

「かがんで、見下ろさないようにし、優しい口調で話すことを意識しました。」

と答えました。

 

 講座を終えた生徒は、

「認知症の方への接し方を知らなかったので、今日知ることができてよかった。もし、困っている人がいたら、今日教えてもらったことを思い出して助けたいです。」

「認知症の方には、声をかける時のポイントがいくつかあることが分かった。高齢者に限らず、困っている人がいたら優しく声をかけることができそう。」

と振り返り用紙に記入しました。

 ボランティアとして参加した方は、

「認知症の方への接し方についての話を真剣に聞いてくれて、役割演技にさっそく生かすことができていました。その姿勢がとてもうれしいです。」

と笑顔で話していました。