学級を国家に置き換えて ~2年社会~

「クラスの一員だと感じることは何ですか。」

「合唱コンクール。」

「スポーツフェスティバル」

 1月11日(水)9時過ぎ、2年3組では、19世紀のヨーロッパの授業が行われていました。

 

「ここまでは学級活動。ここからが社会です。実際のヨーロッパでは、国民であることを意識できる出来事は何でしょう?」

 生徒は、教科書と資料集を開いて、グループの仲間と話を始めました。

「選挙。」

「他の国から攻められたこと。」

 グループでは、次々と出される意見がメモされていきます。

 

「19世紀のヨーロッパで、国民意識が目覚めていった様子を生徒が実感できるように、生徒を国民に、学級を国家にたとえて授業を構成しました。」

と授業者の社会科教員。