教室に通うことが困難な生徒のために何ができるのか ~校内教育相談部会~

「母子手帳の発行からお子さんが18歳になるまで、まるまるサポートする、切れ目のない支援をしていきます。」

と話すのは、今年度から、母子保健事業と発達支援事業を新たに加えた、「おやこ・まるまるサポートセンター」の職員。

 

 5月31日(火)10時40分。教室に通うことが困難な生徒の情報を共有し、対策を考えるため、毎週水曜日に実施する「校内教育相談部会」の一場面。

「市民の方にとって、私たち行政はハードルが高いかもしれない。学校と連携して、子育てに困難を感じている方の支援の手立てを一つ増やしてもらえれば。」

 

 続いて各学年からの報告。

「今年度初めて放課後に登校した生徒に、身体測定をしてもらいました。」

と養護教諭からの報告に、

「登校できてよかった。」

と笑顔の一同。

 

「校内フリースクールを設置し、教室に通うことが困難な生徒の支援をしている伊奈中学校。教育支援センター「なのはな」では、週3日、伊奈中学校の校内フリースクールに相談員を派遣しています。おやこ・まるまるセンターと共に、伊奈中学校の取組を応援します。」

と、今回参加した、つくばみらい市教育支援センター「なのはな」の室長。

 

 司会を務めた不登校生徒支援担当の教員は、

「学校だけでは対応が困難な事例もあるが、おやこ・まるまるサポートセンターや教育支援センターと連携しながら、登校が困難な生徒の支援を充実させていきたい。」

と、話していました。

 

参考:令和5年2月21日 つくばみらい市長定例記者会見