相手の意見を引き出すことが大切 ~「英語プレゼンテーションフォーラム」に向けて~

「We are  from Ina junior high school!」

 7月最終日となった31日(月)10時過ぎ、木工室では、3年生5名が、「英語プレゼンテーションフォーラム」に向けての練習をしていた。

 

 「英語プレゼンテーションフォーラム」は、「グローバルな視野をもち、英語で自分の意見を発信し、他者と協働しながら課題を解決していくことができる人財の育成を図る」ことが目的。

 今年度は、「茨城県をよりよい県にするためにSDGsの視点でできることを提案しよう」をテーマに5分以内でプレゼンテーションを行い、1分間のインターバルの後、4分間でその発表内容について、聞き手のグループとやり取りをする。

 

 英語科の教員、ALTに加え、卒業生3名も練習に参加した。

 聞き手のグループ役となった卒業生。発表を聞く前に、昨年度担当した英語の教員らとSDGsについて、下調べ。

「通っている高校では、SDGsサークルがあって、確か、『SDGsカルタ』』を作ってたよ。」

「そのことを質問に入れてもいいね。」

 

 発表を聞いていた英語科の教員は、

「残り時間が10秒以上あるから、次のトピックに移る時は、間を取るといい。」

 ALTも、

「リアクションは大げさに」

とアドバイスした。

 

「クオリティが高くて驚きました!」

と参加した卒業生。

 

 指導に当たった英語教員は、

「相手の意見を引き出すことが大切、と昨年度参加した経験をもとに卒業生がアドバイスをしてくれた。私も大会への参加が初めてなので、参考になった。」

と、練習に手ごたえを感じていた。

 

 英語プレゼンテーションフォーラム県南大会は、8月3日(木)、土浦市の県南生涯学習センターで開催される。