令和5年度第2回学校評価アンケートの結果について

 1月に実施した学校評価アンケートには、ご協力いただき、ありがとうございました。

 生徒と教職員の回答と共に、生徒が学校生活に満足できる学校を目指して、改善をしていきます。

 

 文書の画像をクリックして、内容をご確認ください。

 

1 確かな学力を育む教育

 

 

 

 

(1)数値目標

[生徒]

 ・授業が分かりやすい   80%

 ・毎日家庭学習をしている 90%

 

(2)実態

[生徒]

 ・授業が分かりやすい   91.7%  [1学期比+1.6%] 達成!

 ・毎日家庭学習をしている 70.5%  [1学期比-0.2%]未達成

 

(3)今後の対応

 ・生徒が家庭学習の様子を振り返る機会をつくります。

 ・生徒が家庭学習の内容や方法を選択できるようにしたり、授業と家庭学習を連動させたり、家庭学習に自主的に取り組むことができるようにしていきます。

 ・デジタルドリルの有効性を検証し、生徒に最適なドリルを選定します。

 ・授業づくりの研究校等を視察したり、教員同士が授業を参観しあったりして、教員の授業力の向上に努めます。

 ・生徒一人一人に合った支援についての検討を継続し、実施していきます

 

2 豊かな心を育む教育

 

(1)数値目標

[生徒]

 ・道徳の授業で考えを深めている 90%

 ・自分たちで問題を解決している 60%

 

(2)実態

[生徒]

 ・道徳の授業で考えを深めている 92.8% [1学期比+1.1%]達成!

 ・自分たちで問題を解決している 93.4% [1学期比+0.2%]達成!

 

(3)今後の対応

 ・道徳授業を複数の教員が指導できる体制づくりを目指します。

 ・学校全体で道徳教育の授業改善についての研修を設けます。

 

 

3 健やかな体を育む教育

 

 

 

(1)数値目標

[保護者]

 ・子どもの健康に関心がある   70%

[生徒]

 ・自ら進んで運動している    90%

 ・体調管理に気を付けている   95%

 ・危険を予測した生活をしている 70%

 

(2)実態

[保護者]

 ・子どもの健康に関心がある 97.9% [1学期比+1.9%] 達成!

[生徒]

 ・自ら進んで運動している     74.6%  未達成

 ・自ら進んで運動している     68.3% [1学期比-6.3%]未達成

 ・体調管理に気を付けている    82.7% [1学期比+1.1%]未達成

 ・危険を予測した生活をしている  83.7% [1学期比+3.2%]達成!

 

(3)今後の対応

 ・授業で、体力や運動能力向上のためのメニューを導入し、体力向上の取組を継続します。

 ・保健の授業で基本的な生活習慣の重要性を理解し、体調を適切に管理できるようにしていきます。

 ・食事、運動、休養、睡眠などの重要性について、生徒に伝えていきます。

 ・生活習慣病や基本的な感染症に関する知識を持ち、個人でできる予防手段を講じることができるように、保健体育の授業や保健安全教育、保健便りなどを通じて情報発信していきます。

 

4 時代に変化に対応できる教育

 

 

 

(1)数値目標

[生徒] ・夢や目標をもって生活している 70%

[保護者]・親子で将来について話す    80%

[生徒] ・情報モラルを意識している   80%

 

(2)実態

[生徒]

 ・夢や目標をもって生活している 67.0% [1学期比+1.2%] 未達成

[保護者]

 ・親子で将来について話す    85.4%[1学期比+1.2%] 達成!

(前年度比-2.3%)

[生徒]

 ・情報モラルを意識している   87.6% [1学期比+4.7%] 達成!

 

(3)今後の対応

 ・保護者や生徒への進路に関する情報提供をスクリレやクラスルーム、動画配信システムを使ってリアルタイムで実施する取り組みを今後も継続していきます。

 ・好きなことや興味があることを深く調べたり、他の人に伝えたりする機会をもつことで、将来の目標や夢を明確にできる授業を実践していきます。

 

5 自立と社会参加に向けた特別支援教育

 

 

 

(1)数値目標

  [教員]・生徒の相互理解が深まった 80%

      ・生徒の実態に応じた授業をしている 80%

(2)実態

[教員]

 ・生徒の相互理解が深まった    90.9% [1学期比 + 9.1%]達成!

 ・生徒の実態に応じた授業をしている86.3% [1学期比-13.7%]達成!

(3)今後の対応

 ・保護者には、学校だよりや学年だよりを通して、様々な取組について知らせる機会を設けます。
・学校、学年、学級の実態に合わせて、引き続き個に応じた支援を積み重ねていきます。

来年度また参加してくれたらうれしい ~Tsukubamirai English Day2023~

 1月20日(土)、市内のわかくさ幼稚園と、すべての小学校、中学校の子どもたちが集まり、「Tsukubamirai English Day2023」が開かれた。

 

 中学校の部では、2つの学校がペアとなって、一方が発表し、もう片方が発表を聞いて質問をする形で進められた。

 1年生のテーマは、「地域の方々に学校の魅力を伝えよう」。

 小絹中学校の発表を聞いた本校の1年生は、

「伊奈中には近くに川があって、校内にはカメやカモがいます。とてもユニークだと思うのですが、小絹中学校にも何かユニークなことはありますか。」

「わたしたちの学校は11月に合唱コンクールが文化祭の中で行われます。休日に行われるのですが、小絹中学校は平日に行われたと聞きました。平日に合唱コンクールを行うことはどう思いますか。」

と、本校の紹介をしつつ、小絹中学校の生徒に質問をした。

 

 2年生のテーマは、「茨城の観光大使として茨城の魅力を伝えよう」。

 笠間焼、間宮林蔵、偕楽園、牛久大仏、アクアワールド茨城県大洗水族館、ひたちなか海浜公園、筑波山などの観光地や食べ物など事前に調査したことをもとに、SDGsと関連付けて発表した。

 

 講師のALTは、

「今日までたくさん練習してきたことと思います。オリジナリティにあふれる発表、会話を続ける思いやりを感じ、英語の力を再認識しました。英語を学ぶことで、みなさんの人間関係が広がり、これからの人生が豊かになりますように。」

と参加した生徒たちをねぎらった。

 

 発表を終えた1年生は、

「プレゼンの後にどんなことを質問されるか、緊張しました。」

と、笑顔で話した。

 

 

 引率した英語教員は、

「会話をどうつなげていくかという新たな課題が見つかった。今回のメンバーが、来年度また参加してくれたらうれしい。」

と話す。

 

「1年生は堂々とした発表で、練習の成果が出ていた。2年生は、急きょ4人での実施となり、前日に話す内容の変更があったのにもかかわらず、それを感じさせない発表だった。3年生も練習に関わってくれており、頭が下がる思い。」

と、小松﨑校長。

令和5年度第1回学校評価アンケートの結果について

 9月に実施した学校評価アンケートには、ご協力いただき、ありがとうございました。

 生徒と教職員の回答と共に、生徒が学校生活に満足できる学校を目指して改善をしていきます。

 

 

 

1 確かな学力を育む教育

 

 

 

(1)数値目標

[生徒] ・授業が分かりやすい   80%

     ・毎日家庭学習をしている 90%

 

(2)実態

[生徒] ・授業が分かりやすい   90.1%  達成!(前年度+10.5%)

     ・毎日家庭学習をしている 70.7%  未達成

 

(3)今後の対応

 ・家庭学習の事例を紹介するなど、家庭学習への意欲が向上できるようにします。

 ・学習の手引きを活用した家庭学習の習慣の定着を図ります。

 

 

2 豊かな心を育む教育

 

(1)数値目標

[生徒]・道徳の授業で考えを深めている 90%

    ・自分たちで問題を解決している 60%

(2)実態

[生徒]・道徳の授業で考えを深めている 91.7%  達成!

    ・自分たちで問題を解決している 93.2%  達成!

 

(3)今後の対応

 ・生徒が互いに認め合い、高め合うことのできる場面をつくっていきます。

 ・毎月の生活アンケート、毎週のいじめ対策委員会の実施により、いじめの未然防止、早期発見に努め、迅速な対応をしていきます。

 

 

3 健やかな体を育む教育

 

 

 

(1)数値目標

  [保護者] ・子どもの健康に関心がある   70%

  [生徒]  ・自ら進んで運動している    90%

        ・体調管理に気を付けている   95%

        ・危険を予測した生活をしている 70%

 

(2)実態

  [保護者]・子どもの健康に関心がある    86.0%  達成!

                       (前年度比-3.5%)

  [生徒] ・自ら進んで運動している     74.6%  未達成

       ・体調管理に気を付けている 81.6% 未達成

       ・危険を予測した生活をしている 80.5% 達成!

 

(3)今後の対応

 ・自ら進んで運動する生徒を育成するため、運動の意義や楽しさを理解し、生徒自身が実際に運動をしてみようという気持ちになることを目的とした保健の授業を行います。

 ・体育の授業で、気軽に短時間でできる運動例を紹介し、実践していきます。

 

4 時代に変化に対応できる教育

 

 

 

(1)数値目標

[生徒] ・夢や目標をもって生活している 70%

[保護者]・親子で将来について話す    80%

[生徒] ・情報モラルを意識している   80%

 

(2)実態

[生徒] ・夢や目標をもって生活している 65.8% 未達成

(前年度比+0.9%)

[保護者]・親子で将来について話す    81.4% 達成!

(前年度比-2.3%)

[生徒] ・情報モラルを意識している   82.9% 達成!

 

(3)今後の対応

 ・楽しみながら自分の将来や夢について考える機会を設ける授業を実践していきます。

 ・職業観を育てる体験的な活動の振り返りを充実させるための授業を展開していきます。

 

5 自立と社会参加に向けた特別支援教育

 

 

 

(1)数値目標

  [教員]・生徒の相互理解が深まった 80%

      ・生徒の実態に応じた授業をしている 80%

(2)実態

  [教員]・生徒の相互理解が深まった      81.8% 達成!

      ・生徒の実態に応じた授業をしている 100% 達成!

                       (前年度比+20%)

(3)今後の対応

 ・本人と保護者との合意形成に基づき、合理的配慮の決定と提供をします。

 ・校内教育支援委員会を実施し、生徒の実態に合わせた指導法を検討していきます。

 ・伊奈特別支援学校と連携し、指導法についての検討をします。

卵が家庭に届くまで ~1年生 食に関する講演会~

「地元茨城県で働く人たちをサポートしたくて、現在の会社に入りました。人事や、新入社員の研修計画を担当しています。地元茨城で働きたいけど、どんな選択肢があるんだろうと考えている方は、ぜひご質問ください。」

「鳥が好きで、そこから派生してきて鶏が好きなり、鶏と卵を扱っているこの会社に入りました。」

「興味をもったことを仕事にする挑戦をしてみて」

 10月20日(金)11時40分、体育館では、竜ケ崎市にある卵の生産と販売を行う会社の方が、1年生を前に自己紹介をしています。

 

 今年4月に入社した社員の方から、卵の栄養、生産から販売までの過程などの説明を聞きました。

 

 

 

 

 

 

  学習用タブレットの資料と、ステージのスクリーンを見ながら、メモをする生徒。

 

 

 

 

 

「働く環境はどうか?」

「無精卵に注射をしたらひよこが生まれたという動画があったが、本当か?」

生徒の質問にも1つ1つ丁寧に答えていただきました。

 

 

 お店で販売されている卵が配られ、卵の保存方法の説明もありました。

 いただいた卵は、給食の時間に、生徒のおなかに入りました。

 

「社員として、本講演に携わることができたこと、また貴校生徒・先生方皆様の反応を直に目の当たりにし良い刺激を受けたことについて、喜びと改めて身の引き締まる思いを抱く機会となりました。」

と参加された会社の方。

相手の意見を引き出すことが大切 ~「英語プレゼンテーションフォーラム」に向けて~

「We are  from Ina junior high school!」

 7月最終日となった31日(月)10時過ぎ、木工室では、3年生5名が、「英語プレゼンテーションフォーラム」に向けての練習をしていた。

 

 「英語プレゼンテーションフォーラム」は、「グローバルな視野をもち、英語で自分の意見を発信し、他者と協働しながら課題を解決していくことができる人財の育成を図る」ことが目的。

 今年度は、「茨城県をよりよい県にするためにSDGsの視点でできることを提案しよう」をテーマに5分以内でプレゼンテーションを行い、1分間のインターバルの後、4分間でその発表内容について、聞き手のグループとやり取りをする。

 

 英語科の教員、ALTに加え、卒業生3名も練習に参加した。

 聞き手のグループ役となった卒業生。発表を聞く前に、昨年度担当した英語の教員らとSDGsについて、下調べ。

「通っている高校では、SDGsサークルがあって、確か、『SDGsカルタ』』を作ってたよ。」

「そのことを質問に入れてもいいね。」

 

 発表を聞いていた英語科の教員は、

「残り時間が10秒以上あるから、次のトピックに移る時は、間を取るといい。」

 ALTも、

「リアクションは大げさに」

とアドバイスした。

 

「クオリティが高くて驚きました!」

と参加した卒業生。

 

 指導に当たった英語教員は、

「相手の意見を引き出すことが大切、と昨年度参加した経験をもとに卒業生がアドバイスをしてくれた。私も大会への参加が初めてなので、参考になった。」

と、練習に手ごたえを感じていた。

 

 英語プレゼンテーションフォーラム県南大会は、8月3日(木)、土浦市の県南生涯学習センターで開催される。

卵を長持ちさせるには・・・ ~食に関する教育の授業の打合せ~

「初めに、私たちの会社の概要を説明させていただき、どんな授業を創っていくか、考えていきたいと思います。」

 7月27日(木)10時、相談室では、10月に実施予定の、食に関する教育の授業の打合せが行われていました。

 

 コンビニエンスストアにパック卵やゆで卵、厚焼き卵などのたまご加工食品を提供している会社の方が来校。

 本校で家庭科を担当する教員が、

「生徒は、卵のとがった方を下向きにして保存すると、どうして長持ちするのか、反対向きにしたときよりどのくらい長持ちするのか疑問に思っていました。」

と話すと、

「とてもいい疑問ですね!わたしたちの会社でも、答えられる社員は少ないと思います。」

と社員の方。

 

「卵は、給食に出ない日はないと言っていいほど、生徒にとって身近な食品。社員の方といっしょに行う授業を通して、卵に関する知識を身に付けながら、食への関心を高めてほしい。」

と、食に関する教育の担当教員。

 

 授業は、1年生を対象に10月に実施予定です。

君は愛されるためにうまれた ~性に関する講演会~

 7月12日(水)の1・2時間目に、龍ケ崎済生会病院より陳央仁先生をお招きして、「性に関する講演会(zoomによる配信)」を実施しました。

 テーマは、「自分(いのち)を大切にして生きるために~君は愛されるために生まれた~」

 産婦人科医ならではの「妊娠・出産」に関する話。

 また、「なぜ産婦人科の医師になったのか」「何のために生まれ」、生きるのか?」など、生徒からの質問に対して、ユーモアを交えながら答えてくださいました。

 各教室で生徒は、食い入るように聞いていました。

 

「自分がすることに一つ一つ責任をもち、今日学んだことを今後に生かしていきたいと思います。」

と、3年生が代表であいさつ。

 

 

 心に残った言葉やトピックなどをご家庭でも話題にしていただければと思います。

インターネットの利便性の陰に潜む危険 ~全校非行防止教室~

「スマホやネットに関することは、親にも先生にも相談できずに、一人で警察に来る人も少なくない。」

 7月7日(金)、会議室では、茨城県警少年サポートセンターの方が、カメラに向かって全校生徒に説明をしていた。

 

 

 企画した生徒指導主事は、

「スマホの所持率やネットの利用率が高いことから、正しい利用の仕方について、夏休み前に全校生徒で確認をするために企画した。」

と話す。

「位置情報が付いたままの写真や、部活の試合、学校行事、食事や買い物をした場所などの何気ない情報であっても掲載すると、個人情報が特定されてしまう。待ち伏せをされて事件に発展する可能性がある。」

「お店で悪ふざけをした写真をSNSに掲載することは、威力業務妨害罪に当たり、すべて逮捕されている。お店からは数千万円の損害賠償を請求された。アクセス数を稼ごうという安易な気持ちや、匿名だから大丈夫という考えは通用しない。」

など、事件の捜査の現場に勤務していた経験をもとにしたリアルな話に、生徒はモニター越しに耳を傾けた。

 

 話を聞いた生徒は、

「インターネットの利便性の陰に潜む危険や、SNSを利用する上で注意すべきことについて学ぶとても機会となった。これからの日々の生活に役立てていきたい。」

と話していた。

自分の目で確かめて ~進路学習会~

「パンフレットに配意ことしか書いてありません。自分の目で、高校の様子を確かめてください。」

 6月28日(水)、私立高校の先生を講師にお招きし、進路学習会を行いました。

 中学校と高校の違い、高校の選び方、夏休みにしておくとよいことなどを、具体的にアドバイスしていただきました。

 

 来年の今頃は、理系コースか文系コースかを選択する必要がある学校もあるという話題の中で、

「得意な教科でコースを選ぶのではなく、将来の夢を考慮して決めてほしい。その夢を実現するために必要な学習は何かと。」

と生徒にアドバイス。また、

「修学旅行についても確認するとよい。修学旅行費用が学費に含まれているのかそれとも含まれていないのか、費用も掛かるので大切なポイント。」

「高校によって使用する情報端末が異なる。早まって入学前に購入せずに、高校が推奨する情報端末を確認してから購入して。」

と保護者に向けてもアドバイス。

 

「夏休みにはたくさんの高校説明会があります。自分に合った高校を探すためにも、いくつかの説明会や部活動体験に参加するようにしてほしい。」

と3学年主任。

自転車とヘルメットはワンセット ~自転車安全教室~

「頭部に致命傷を負ってなくなる事例がある。ヘルメットは頭部を守るために重要なもの。自転車とヘルメットはワンセットで。」

 4月17日(月)14時30分過ぎ、体育館では、常総警察署交通課の警察官が、全校生徒を前に訴えた。交通事故の捜査に約20年間携わり、何千件という事故を見てきた経験から、

「交通事故が犯罪と違うところは、わざと事故を起こしたり、事故にあう日は人はいないこと。わざとでなくても起こしてしまえば、事故は事故。自分の命は自分で守るという意識をもってほしい。」

と話す。

 

「1年生が入学して1週間のこの時期に、今年度は全校生徒対象の交通安全教室を開いた。自転車通学を始めたばかり1年生も、慣れている2、3年生も、交通ルールを確認することで、安全に登下校してもらえれば。」

と生徒指導主事。