いのちを輝かせ、なかまと共に100%頑張れる生徒

 今年度の伊奈中のスローガンを生徒の皆さんにお伝えしてから7か月が過ぎ、今年も残すところあと少しとなりました。

 文化面・学習面とも生徒の皆さんの素晴らしい活躍が見られた1年となりました。

 特に、男子卓球部と3年井橋篤紀さん所属のソフトテニスチームが団体で関東大会出場、吹奏楽部は県吹奏楽コンクールで金賞を受賞しました。

 個人では、3年生が卓球で、2年生がバドミントンとテコンドーで全国大会に、1年生が水泳で関東大会に出場しました。税の作文では3年生が、関東信越国税局管内納税貯蓄組合連合会長賞を受賞しました。今という瞬間を精一杯頑張った結果の輝きだと思います。

 体育祭は4年ぶりに縦割りでの開催となり、5つの団に分かれて競技も応援も大いに盛り上がりました。文化祭も、合唱祭では美しいハーモニーが体育館に響き渡り、学習発表もモザイクアートや書道パフォーマンス、理科の実験教室と文化の香りが感じられるものとなりました。どちらも、生徒会を中心に実行委員を組織し、生徒主体の行事となりました。なかまと共に100%頑張ったからこそ得られる充実感を、生徒の皆さんは感じることができたと思います。

 中学生として、いろいろな悩みを抱える時期ですが、悩みを解消しようともがいた先に、成長や成果が待っています。これからも、なかまと共に高めあい、みんなで頑張っていきましょう。

 結びにこの一年、保護者の皆様のご理解ご協力があったからこそ、生徒の活躍が見られたと思います。保護者の皆様には、心より感謝申し上げます。

 

令和5年12月13日

つくばみらい市立伊奈中学校長 小松﨑 茂