12月18日(月)15時、第一理科室に集まった本校の全教員。茨城県教育研修センターより講師を招いて、特別活動に関する研修を実施した。
生徒全員が参画できる学級会活動の進め方、学級の中での生徒の居場所づくり、絆づくりの具体的な方策について、担当学年が異なる教員で構成されたグループで話し合った。
「学級の中での生徒の居場所づくり」のテーマのグループでは、
「生活アンケートに書かれたことを話し合う」
「ひとりでいる生徒の、本当の気持ちを知ろうとする」
「休んでいることのコミュニケーションは、生徒の特性を考えて、電話、直接会う、Googleクラスルームを利用するなど、どの方法がその子にとって良いのかを第一に考える」
などの意見が出された。
「まずは試してみることを大切にしてほしい。気付いたとその瞬間にほめることが大切。教員の基準が高いと、達成していない生徒をほめることができない。担任以外の教員が関わって認めていけるのが中学校の良いところ。教員同士が学ぶ機会をこれからも継続してほしい。」
とまとめた。
「勉強になった。小学校教員を経験したいと思った。」
「学級の中の居場所づくりには答えがないこと、試すことが大切ということ聞いて、挑戦することが大切なんだと実感できた。」
「生徒は多様であって、すべての生徒が出来る取組は難しい。何か活動をしたときに、その活動に参加できない生徒とどう関わっていくかを考え続けていきたい。」
と話していた。
研修を企画した生徒指導主事の教員は、
「担任の先生方は、担任としての力を付けたいと願っているのだと言うことを実感した。」
と振り返った。
「本校の教員が日々生徒と向き合いながら、業務に当たっている中で、今日の研修は、プラスになったと思う。今日の学びを今後の学級活動や学校行事で生かしていければ。」
と小松﨑校長。