関係機関と連携して

「学校に行けないでいる児童・生徒」は他市町村同様、つくばみらい市も減っていないのが現状です。そこで、学校や児童福祉課等の関係機関と情報交換をしながら、一人ひとりに、どうアプローチするかを考えています。学校では、主に教頭を窓口として、なのはなに通室している児童生徒や、不登校傾向にある児童生徒への支援の方法を探っています。通室している児童生徒に関しては長期・短期の個別計画を作成し段階を追って支援しています。通室していない不登校傾向にある児童生徒については、小中学校に出向いて活動の様子を観察したり、情報を得たりするなどして学校と連携を取っています。今後、学校と相談しながら、必要とあれば家庭訪問や教育相談など、きめ細かく支援の輪を広げていきたいと考えています。

6月某日、不登校傾向にある中学生の家庭訪問を行なった学年主任が「なのはな出前教室」を勧め、一緒にコミュニティセンターを訪ねてくれました。この日は、ジグソーパズルを行いました。少しずつ、こうした場に慣れ、学校復帰の足がかりになってくれることを願っています。