「今、スライドに映っている表は、水族館の飼育員さんの1日のスケジュールです。」
2月3日(金)13時45分、1年3組では、2年生が1年生を前に、職業についてのプレゼンテーションをしていた。
「大きな生物を飼育したり、担当の生き物の繁殖に成功したりするのが生きがい」
「高校は普通科でよいが、大学は生物系の学科に進むと就職時に有利」
「飼育員として、いろいろな水族館に出かけて展示方法を学んでいる。これはウチの水族館の方がよくできてるなと思ったりする」
など、水族館の飼育員から聞き取ったことを説明。
発表を聞き入っていた1年生からの、
「将来ここで働きたいという水族館はありますか。」
という質問に、
「シャチが好きなので、鴨川シーワールド」
「海が近い、大洗水族館」
「珍しいマナティーのいる、鳥羽水族館」
と迷わず答える3人。
発表を終えると、
「緊張しましたが、1年生が笑顔で聞いてくれて、反応があってうれしかった。」
とほっとした表情。
この日、2年生は1年生の教室で、調べた職業について発表した。
発表を聞いた教員らは、
「発表した3人の生徒が、本当に水族館が好きで、飼育員になりたいんだなという思いが伝わってくる発表だった。」
「発表した職業のジャンルの広さに驚いた。」
「コロナ禍前に実施していた職場体験を復活できれば、生徒の発表内容にさらに深みが出てくると感じた。」
と話していた。
「発表会を終えた生徒の振り返りの中には、堂々と発表できるようになった、いろいろな職業を比較して進路や将来を考えたい、まずは今の勉強をがんばりたいなどのコメントが見られ、2年生の成長を感じた。」
と発表会を企画した2学年主任。