自分の目で確かめて ~進路学習会~

「パンフレットに配意ことしか書いてありません。自分の目で、高校の様子を確かめてください。」

 6月28日(水)、私立高校の先生を講師にお招きし、進路学習会を行いました。

 中学校と高校の違い、高校の選び方、夏休みにしておくとよいことなどを、具体的にアドバイスしていただきました。

 

 来年の今頃は、理系コースか文系コースかを選択する必要がある学校もあるという話題の中で、

「得意な教科でコースを選ぶのではなく、将来の夢を考慮して決めてほしい。その夢を実現するために必要な学習は何かと。」

と生徒にアドバイス。また、

「修学旅行についても確認するとよい。修学旅行費用が学費に含まれているのかそれとも含まれていないのか、費用も掛かるので大切なポイント。」

「高校によって使用する情報端末が異なる。早まって入学前に購入せずに、高校が推奨する情報端末を確認してから購入して。」

と保護者に向けてもアドバイス。

 

「夏休みにはたくさんの高校説明会があります。自分に合った高校を探すためにも、いくつかの説明会や部活動体験に参加するようにしてほしい。」

と3学年主任。

アポロがひまな社会になるために ~薬物乱用防止教室~

「税関のキャラクター、カスタムくんです。」

 2月10日(金)14時25分、外は冷たい雨。体育館に防寒着を着て集まった1年生を前に、横浜税関つくば出張所の職員が、税関の仕事を説明している。

「税関の『税』は、輸入品に対して正しく税が払われているかを確認すること。関は、密輸を阻止するための『関所』であること。」

 

 覚せい剤、大麻、MDMA(合成麻薬)、危険ドラッグなどの不正薬物と、それを使用した時の体や心への影響についても説明。

「不正薬物に一度でも手を出してしまうと、みなさんの心も体も、脳もぼろぼろになってしまう。それだけでなく、皆さんの家族の人生も大きく狂ってしまう。不正薬物に手を出すことは『ダメ、ゼッタイ』です。」

とまとめた。

 

 その後、麻薬探知犬アポロが、デモンストレーション。

「麻薬探知犬は、1979(昭和54)年6月に、アメリカ合衆国の税関の協力を得て、2頭を導入したのが始まり。現在では全国の税関に約130頭の麻薬探知犬がいます。」

 においをしみこませた布を隠した箱を、トレーナーさんに教えた。

 

 1年生からは、

「育てるにはどのくらいかかりますか。」

と質問。

「いい質問ですね!! 3か月で2回合格したトレーナーと犬が合格します。」

 

「麻薬探知犬アポロがひまなことがよいのですが、実際は毎日のように空港や港へ出かけています。どうかみなさん、薬物にかかわらないでほしい。」

と訴えた。

 

「麻薬探知犬が、迷うことなくトレーナーさんの指示に従い、見つけていたことに驚きました。」

と1年生。

 

 教室を企画した教員は、

「麻薬探知犬とトレーナーさんたちは、横浜から来ていただいた。雪のため、午後の授業がカットされる可能性があったため、朝から市の教育委員会や、横浜税関との連絡に追われた。実現できてよかった。」

と話していた。

 

(参考:ホームページ「横浜税関」)

 

2年生の成長を実感 ~職業に関する発表会~

 「今、スライドに映っている表は、水族館の飼育員さんの1日のスケジュールです。」

 2月3日(金)13時45分、1年3組では、2年生が1年生を前に、職業についてのプレゼンテーションをしていた。

 

 

「大きな生物を飼育したり、担当の生き物の繁殖に成功したりするのが生きがい」

「高校は普通科でよいが、大学は生物系の学科に進むと就職時に有利」

「飼育員として、いろいろな水族館に出かけて展示方法を学んでいる。これはウチの水族館の方がよくできてるなと思ったりする」

など、水族館の飼育員から聞き取ったことを説明。

 

 発表を聞き入っていた1年生からの、

「将来ここで働きたいという水族館はありますか。」

という質問に、

「シャチが好きなので、鴨川シーワールド」

「海が近い、大洗水族館」

「珍しいマナティーのいる、鳥羽水族館」

と迷わず答える3人。

 発表を終えると、

「緊張しましたが、1年生が笑顔で聞いてくれて、反応があってうれしかった。」

とほっとした表情。

 

 この日、2年生は1年生の教室で、調べた職業について発表した。

 発表を聞いた教員らは、

「発表した3人の生徒が、本当に水族館が好きで、飼育員になりたいんだなという思いが伝わってくる発表だった。」

「発表した職業のジャンルの広さに驚いた。」

「コロナ禍前に実施していた職場体験を復活できれば、生徒の発表内容にさらに深みが出てくると感じた。」

と話していた。

 

「発表会を終えた生徒の振り返りの中には、堂々と発表できるようになった、いろいろな職業を比較して進路や将来を考えたい、まずは今の勉強をがんばりたいなどのコメントが見られ、2年生の成長を感じた。」

と発表会を企画した2学年主任。

2年生キャリア教育講演会のまとめ ~1年生にプレゼンしました~

 2月3日(金)は5・6校時に、2年生がキャリア教育講演会で講師の方から聴いた話をまとめ、1年生にプレゼンしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どの職業のプレゼンも、職業の内容や必要な資格、今後の進路などしっかりまとめてあり、1年生にもしっかりと伝わったようです。1年生の質問にもよく答えていました。

 

 2年生からは

「1年生の反応がよくて、楽しかったです。」

「みんな真剣に聞いてくれて嬉しかった。」

「顔を見て笑顔で発言することが以前よりできるようになった。」

などの感想が聞かれました。

 

 1年生からは、

「すごくわかりやすかったです。」

「プレゼンがすごく上手でした!クイズとかあって面白かった!」

などの感想が聞かれました。

 今後は自分の夢に向かって、進んでいってほしいです。

明日から冬休み ~進路だより「未来を拓く」第8号発行~

 様々な行事に盛り上がった令和4年も残りわずかとなり、明日から冬休みです。3年生にとってはこの冬休みが一つの山場となります。そして、冬休みが明けると、新年度に向けた準備が本格的に始まります。

 生徒会は、1、2年生からなる新役員が新入生説明会の準備を始めます。1、2年生は、県学力診断のためのテストにより、1年間の学習の成果を確認します。

 そして3年生は、県立高校受検校を決定する三者相談を行います。また、実力テストや学年末テストがあり、私立高校の受験が行われます。

 冬休み中に、これまでの1年をしっかり反省して、よい年をお迎えください。

 

[内容]

・冬休みの過ごし方

・私立高校の受験者決定

・今後の進路に関わるスケジュール

・茨城県では様々な奨学金制度があります。

成功するために挑戦すること ~オンライン全校集会後の学級活動で~

「みなさんにとっての成功は何ですか。」

「受験!」

「総体。」

「普通に生活すること。」

「そうなんだ。じゃあ、そのために何に挑戦する?」

 

 12月23日(金)15時過ぎ、2年2組では、オンライン全校集会の長塚校長の話から、「挑戦すること」をテーマに話が弾んでいた。

 

 

 担任に、指名された生徒は、

「作った作品が1つでも入賞できるようにしたい。」

と答えた。

 担任の教員も、

「私も、来年の春に行われる全国学力調査で、みなさんの英語の得点が全国平均を上回るような授業づくりに挑戦したい。」

と、決意を述べた。

節目を意識することで成長できる ~冬休みの過ごし方についての話~

「年末年始の節目は、素直な気持ちで自分を見直し、改めて新年の抱負を考えるいい機会です。」

 12月23日(金)14時40分過ぎ。新型コロナウイルス感染症の感染を抑止するため、授業がオンラインと対面のハイブリッドで行われた1年1組では、10名の生徒が、モニターに映った生徒指導主事の話を聞いていた。

 

 

 生徒指導主事は、竹が節目があることで急成長することを例に出し、

「学校にも1年間に多くの節目があります。その節目ごとに成長していくことができれば、皆さん自身も驚異的な成長をすることができます。」

と結んだ。

キーワードだけ覚えて ~3年生私立高校面接練習~

「受験番号、中学校名、氏名を教えてください。」

 緊張した面持ちで椅子に座る3年生。12月21日(水)16時。3年生の教室では、私立高校を受験する生徒らが面接の練習をしていた。

「予想される質問に対して、答えを覚えようとすると忘れたときにあせるので、キーワードだけ覚えて、後は聞かれたときに文にしようと思っています。」

と練習を終えた生徒。

 面接官役の教員は、

「回を重ねるごとに、落ち着いて、自分のことをPRできるようになってきました。冬休み明けの受験では、がんばってくださいね。」

と励ました。

進路の参考になった ~2年生「キャリア教育講演会」~

 11月9日(水)は、2年生がキャリア教育講演会を行いました。

 15名の様々な職業の方に来校していただき、「仕事のやりがい・今後進むと良い進路のアドバイス」など、たくさんのお話をいただきました。今後の進路の参考になる、とても良い機会となりました。

 生徒達からも

「すごくたくさん話が聞けて良かった!」

「進路の参考になった」

「実際の仕事の話が聞けて参考になった」

という感想が聞かれました。

 お仕事の都合を付けて、ご協力いただきました講師の皆様、ありがとうございました!