活動しやすく

 3月15日(月)午前9時。校庭では,エンジン音が響きます。

 ひたち緑化サービスの方5名来校し,桜の枝を整えたり,枯れた木を切ったりしました。

 

 

  

 作業を終えた担当者は,

「グランドにはみ出た枝を整えたので,グランドでの活動がしやすくなると思います。」

と話していました。

これがわたしの仕事

 青空が広がった3月15日(月)午前8時。

「曜日ごとに分担しています。」

と生徒会役員の生徒が,校旗を掲揚する準備をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

立志の集い

 3月12日(金)午後,2年生は「立志の集い」を行いました。

 「立志の集い」では,将来の目標や決意などを明らかにすることで,大人になる自覚を深める目的があります。今回2年生も,そのテーマで作文を書きました。

 学級での発表も行い,1年間を振り返ることができました。

生徒の健康と安全のために~書面による学校保健委員会~

 今年度は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,会議を開かずに書面による報告としました。

 Webからもご覧になれます。画像をクリックしてください。

 

 

 

 

[内容]

⚪健康診断結果からの健康課題について

 コロナ禍の中,小絹中の生徒に視力の低下,軽度・中度の肥満の増加が見られました。

⚪本校の感染症対策について

 本校の新型コロナウイルス感染症の対策について,紹介しています。

⚪Q&A

 学校保健委員の保護者の方からの質問に,学校医の先生からご回答いただきました。

菜の花

 菜の花は,花のつぼみを食べる野菜です。日本では,食用として江戸時代から栽培されてきました。

 今日は,菜の花をごま和えにしました。

一歩踏み出す勇気を与えてくれた三年間~卒業式答辞~

 木々の緑が日増しに色づく季節となりました。私達三年生八十八名は,今日、この小絹中学校を旅立っていきます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、卒業式の開催が危ぶまれる中、こうして多くの方々に見守られながらこの日を迎えることができ、大変嬉しく思います。

 三年前、期待と不安を抱きながら、小絹中学校に入学しました。小学校と同じ友とはいえ、環境が大きく変わることに対しては、不安の方が勝っていました。そんな不安を打ち消したのは、先生方や先輩方の優しさでした。

 一年生では、スキー宿泊学習での白銀の世界に圧倒されました。なれない雪との付き合い方に戸惑いながらも、冬を満喫することができました。

 二年生では、後輩が入学し、先輩となりました。追いかける立場から、導く立場となり、その難しさと大切さを学びました。

 クラス対抗の駅伝大会。何度も自分に負けそうになったけれど、襷でつないだクラスの思いは、立ち向かう勇気を与えてくれました。

 先輩方の卒業式。お世話になった先輩が卒業し、さびしさで胸がいっぱいになりました。また、小絹中学校の顔になるという責任の重さを、改めて実感しました。

 そして、三年生。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、長い休校からスタートしましたが、小絹中学校の最高学年という自覚をもちながら行動するようになりました。

 汗と絆の部活動。顧問の先生が教えてくださったこと。先輩の大きくたくましい背中を追い続け、学んだこと。後輩の目標となれる自分を目指し、努力したこと。そして何よりも、どんなに辛くても、逃げ出さず、頑張り続けたこと。それらを形にするために部員一丸となって挑みました。

 中学校最後の体育祭。一人一人が勝利を求め、熱い思いをもつがゆえに衝突してしまうこともありました。しかし、三回とも、学年という垣根を越えて団結することができ、思い出に残るものになりました。

 

 

 まったく新しい形で行われた創夢祭。感染症対策をしながらの開催となり、「できないこと」より、「できること」を探そうと、生徒会や実行委員を中心に、議論を重ねました。そしてたどり着いた、「ビックアート」と「クラス動画制作」。例年と内容は異なりましたが、間違いなく小絹中の伝統、「夢を創る祭り」だと言えるでしょう。

 

 今、思い返してみると、小絹中学校での三年間は、夢のように楽しく、あっという間の時間だったと感じています。そしてこの三年間は、多くの方々による支えがあったからこそだと思います。

 校長先生をはじめとした小絹中学校の全ての先生方は、時には厳しく、時には優しく、私達を指導してくださいました。今まで高い壁を越えてこられたのは、先生方が勇気を与えてくださったおかげです。また、指導だけでなく、一人の友人であるかのように、気軽に話をしてくださいました。あの時の楽しさは、心の中にいつまでも残り続けると思います。これからも、先生方からの教えを大切にして歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。

 いつも私達が一番近くで支えてくれた、お父さん、お母さん。その優しさに甘えて、反抗したり、たくさん迷惑をかけたりしてしまいました。今、思い返してみると、私達に向けられた一言一言、その全てに愛情が込められていたのだと実感できます。お父さん、お母さん、私達は今日、この小絹中学校を卒業します。きっと、これからも迷惑をかけてしまうことがあると思いますが、これからも優しく見守ってください。今までありがとう。これからもよろしくお願いします。

 そして、いつも元気をくれた友達。ふざけ合ったり、競い合ったり、時にはぶつかり合ったり、皆の存在は、なくてはならないものでした。皆が手をさしのべてくれたからこそ、手をさしのべてくれたのが皆だったからこそ、その手を取り、前に進むことができたのだと思います。本当に、感謝の言葉しかありません。明日からも、今日までの日々が続いてほしいです。隣に寄り添って、一緒に歩んでほしいです。

 これから、私達は、自分も目指す世界へ羽ばたいていきます。これからの人生の長さに比べれば、みんなと過ごした時間はごくわずかかもしれません。それでも、みんなに出会えて、同じ時を過ごすことができてよかった。みんなとの思い出は、絶対に忘れません。今まで、本当にありがとう。

 とうとう、お別れの時間になってしまいました。別れ。どんなに悲しくても、進まなければなりません。道なき道を、自分で切り開かなければなりません。自分には無理だと逃げてしまいたくなるかもしれません。それでも、先生方、先輩方、後輩達、友達、家族の存在、そして小絹中学校で過ごした三年間が、私達に力を、強さを、一歩踏み出す勇気を与えてくれます。「私は一人じゃない。」そう思わせてくれます。

 最後になりますが、小絹中学校の発展と皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げまして,答辞とさせていただきます。

令和三年三月十一日

第二十七回 卒業生代表

他者と協力して,新しい社会を築く ~第27回卒業証書授与式に寄せて~

 やわらかな春の日差しに桜の蕾もふくらみ,命の躍動を感じる季節となりました。卒業生の皆さん,卒業おめでとうございます。そして,保護者の皆様,お子様のご卒業,誠におめでとうございます。

 

 

 今年度,私たちの生活は一変しました。学びの場を保障する学校教育も例外ではなく,突然の学校休業により,仲間とともに学び合うことができなかった日々は,不安の連続だったと思います。ようやく登校できる生活が始まっても,その生活は「学校の新しい生活様式」によるものでした。楽しみにしていた行事や部活動なども,変更や中止を余儀なくされました。そのような状況の中であっても,皆さんは,体育祭,創夢祭,生徒会活動,部活動に生き生きとした表情で取り組んでくれました。皆さんの姿は,下級生にしっかりと受け継がれました。

 昨年11月16日,日本人宇宙飛行士,野口聡一さんらを乗せた宇宙船が打ち上げられ,国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。その宇宙船の名前は「レジリエンス」です。「レジリエンス」とは,困難な状況から立ち直ること,形が変わってしまったものを元通りにする,つまり,「回復する力」という意味です。コロナ禍の中,協力して世界を元に戻そう,元の生活を取り戻そうという願いが込められているそうです。

 現在,私たちが置かれている状況の中で,今できる最善のことは何であるのか,何ができるのかを知恵を出し合い,力を合わせて行動に移していくことが大切だと言うことを野口さんは教えてくれた気がします。

 今,社会は激しく変化しています。広い視野で物事を眺め,自分の考えを持ち,他者と協力し,新しい社会を築いていってください。卒業生の皆さんは,「学校の新しい生活様式」の中で,今できることを真剣に考え,取り組み,小絹中学校に新しい歴史を刻んでくれました。皆さんなら,これからの未来も,強く,たくましく生きていってくれると信じています。

 

 卒業生の皆さんが,今日という日を迎えることができたことは,家族の深い愛情と地域の方々の支援,そして,これまで関わってくださったすべての方々の温かい励ましやご指導のたまものであったと,学校長として深く感謝申し上げます。

 結びになりますが,卒業生の保護者の皆様には,本校教育への温かいお力添えをいただきましたこと,心からお礼申し上げます。

 卒業生の皆さんの一層のご活躍を祈念しまして,式辞といたします。

令和3年3月11日

校長  出谷 浩一

巣立ちの時~第27回卒業証書授与式~

[卒業証書授与]

 ひとりひとりの名前を呼ぶたびに,思い出がよみがえります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[卒業記念品授与]

 

 

 

 

 

 

[送辞]

在校生を代表して,生徒会長が3年生に言葉を送ります。

 

 

 

 

[答辞]

前生徒会長が,卒業生を代表して,先生,保護者,仲間たちに感謝の気持ちを伝えます。

 

 

 

 

[卒業生退場]

音楽担当の教員のピアノ伴奏で、会場を後にします。

 

 

 

 

卒業式の舞台裏12 駐車場

 卒業式当日11日(木)午前8時,小絹水処理センターでは,安全ベストを付けた教員が車の誘導をしていました。

 今年度はつくばみらい市上下水道課の協力で,多くの車が駐車できるスペースを確保していただきました。

「保護者に分かりやすいように全身で誘導したので,暑くなりました。」

と言って上着を脱ぐと,誘導を再開しました。

卒業の朝 3年3組「みんなとの出会いに全力で感謝」

三年三組のみんなへ

卒業おめでとう

仲間とは喜び合える友のこと

仲間とは協力し合える友のこと

仲間とは励まし合える友のこと

仲間とはゆるし合える友のこと

仲間とは感動し合える友のこと

仲間とは支えてくれる友のこと

仲間とは泣いてくれる友のこと

仲間とは助けてあげる友のこと

仲間とは信じてあげる友のこと

仲間とは時代(とき)をこえられる友のこと

仲間とは優しい友のこと

仲間とは・・・

 

みんなと仲間でいられた先生は

最高に幸せでした

みんなは先生にありがとうって

いうけれど、先生の方こそ

みんなにありがとう。

みんなの笑顔が大好きです。

みんなとの出会いに全力で

感謝です。

進んでいこう、前へ。

担任

卒業の朝 3年2組「ここで会えたキセキに感謝」

3年間,本当にいろいろなことがありましたね。

楽しいこと辛いこと悲しいことたくさんありましたね。

中学校の友は”一生の友”と先生の中学時代言われました。

やはり,今でも何かするときは中学の友で集まります。

ここで会えたキセキに感謝して,これからの人生を歩んでください。

3年間良い思い出をありがとう,みんな。

卒業おめでとう。

 3年2組 担任

卒業の朝 3年1組「思い出は,前に進むための力になる」

思い出は,前に進むための力になる。

 3年間,楽しかったこと辛かったこと,たくさんの思い出ができたと思います。たくさんの経験がみんなの成長につなががりました。そして、この思い出たちは、これからの力になります。

 4月から新しい生活がスタートしますが,時には小絹中のことを振り返り,思い出からも力をもらってください。みんなの高校生活が充実したものになりますように!

 高校3年間,時間は有限,可能性は無限!

 たくさんの思い出をありがとう。

 これからもず~っと応援しています。

  3年1組担任

卒業式前日に思うこと

「見通しをもって,と生徒に言ってきたものの,卒業式が終わっても、まだ生徒と会える日が続く気がしてなりません。」

と,1組担任。生徒へのメッセージを黒板に書き始めました。

 

「明日が卒業式という実感がわきません。」

と話すのは2組担任。3年生を担任するのは今年が初めて。黒板の前で,生徒に贈るメッセージを考えていました。

 

 

 前の黒板にも後ろの黒板にも文章を書いた3組担任。

「明日生徒を前に,伝えるのを忘れてしまわないように,メッセージを書きました。」

と話していました。

卒業式の舞台裏11 最終チェック

 3月10日(水)午後4時45分,職員が体育館に集まり,会場の最終チェックを行いました。

 出谷校長は,

「3年間,小絹中学校で過ごせてよかったと3年生が巣立っていけるように,全員の力を明日の卒業式に結集させよう。」

と職員に語りました。

卒業式当日の在校生の対応について

 明日11日(木)の卒業式は,新型コロナウイルス感染症の感染防止のため,式場への入場者を卒業生,保護者,教職員と生徒会長に限定して実施します。

 1・2年生は,自宅での学習となりますので,15時頃まで外出は控えるようにお願いします。

卒業式の舞台裏10 3年生のための極秘プロジェクト

 3月10日(水)午後5時。3年生のための極秘プロジェクトが開始されました。

 昇降口から3年生の廊下までを,風船で飾ろうという計画です。

 

 

 

PTA会長さんは,

「PTAとして,3年生のために何かできることはないかと考え,役員の方々と話し合って決めました。少しでも3年生の心に残ってもらえれば。」

と話していました。

 

 ミッキーマウスとミニーマウスも,3年生が登校してくるのを待つばかりとなりました。

 

卒業式の舞台裏9 会場準備~職員編~

「この後もメッセージが届くかなあ。」

 10日(水)には,お祝いのメッセージが10通近く届きました。メッセージを掲示する担当の教員は,残りのスペースを気にしていました。

 

 

 卒業生の保護者から,記念品として,楽に設置できるテントをいただきました。限られたスペースで,どのように展示すれば分かりやすいか,よいかぎりぎりまで意見が分かれました。

 体育館の中に建てる,写真を掲示する,外に建てる,・・・。最終的にテーブルの上に展示することに落ち着きました。

 

「CDではなくて,ピアノの生演奏で卒業生を送り出したい」と,音楽担当の教員が,本番と同じ体育館のグランドピアノで練習しています。

「とにかく寒いので,ストーブで暖まりながら練習しました。」

と話していました。

卒業式の舞台裏8 3年生の教室で

「1年生は3年生よりクラス数が少ないので,体育祭の団に分かれて3年生の3クラスを担当します。」

と話すのは,1年生の赤団の女子生徒。

 

 

 3月10日(水)6校時,下校した3年生の教室を1年生が掃除をし,卒業式に向けての飾り付けを始めていました。