必然【必ずそうなる(はずの)こと】

 あの出来事がなかったら,あの人のひと言がなかったら,まったく違う道を歩んでいただろうと思うことが,誰にでもあります。
そんな出来事や人との出逢いを,たまたまだと考えるか,このようになっていたと考えるか。それによって,心のありようや日々の生き方に大きな違いが生じてくるのではないでしょうか。
お互いの人生には,忘れたくても忘れられないこともあれば,無意識に通り過ぎてしまう些細なこともあります。嬉しいことも,二度と味わいたくない辛いこともありますよね。でも,そうした出来事は,みな偶然ではなく必然だと思うんです

そうすれば,あらゆる事ごとを受け入れ,その意味を見い出し,自分の進むべき道をひらいてゆけばよいという諦観(本質をよく見極めること)と心の平安が得られるにではないでしょうか。
新たに迎えたこの年(2021年),どんなことが起こるのか,どんな出逢いが待っているのか。いずれにせよ,自分自身の受け止め方がそれら一つひとつの価値を決めるのだと思います。何が起ころうと,今ここにこうしていることに喜び感謝しつつ,すべての体験や経験を,自分の人生を輝かせる宝としていきましょう。

谷和原中生には,今の出逢い。今の生活をいつまでも大切にしていってほしです。

編みかけのセーターの完成に向けて!

編みかけのセーター

学級をつくる
子供たちを育てる
それは一目一目心をこめて
セータを編むようなものだ
不安の春・・・
「子供たち」が見えた夏・・・
共にがんばって
一つ一つの行事 一つ一つの時間に
全力で向かう秋・・・そして冬・・・

ようやく子供たちと担任を
あたたかくつつみこむセーターがしあがってくる
しかし皮肉なことに あたたかなセーターに
身をつつむ時間は あまりにも短く
別れの春がやってくる いや、巣立ちの春というべきか

素敵に育った子供たちにもうセーターはいらない
けれど一心に編んだセーターは
いつまでも子供たちの心に
そのあたたかさを残すにちがいない

今年もまた編みかけのセーターが
僕の目の前にある

編みかけのセーターが完成に近づいています!

今朝の3年生の教室の黒板です。いつものように,3担任の先生からの熱いメッセージが書かれています。

3年生の先生方は,昨日も県立の願書等の点検を夜遅くまで行っていました。生徒の皆さんと同じ様に,先生方も頑張っていますよ。

先生方が一心に編んできた「編みかけのセーター」も,完成に近づいています。